竹内まりや、10年ぶりのアルバム『Precious Days』のタイトルに託した“願い”を告白
10月13日(日)、MITSUMIがDJを務めるラジオ番組「YAMABICO」(FMヨコハマ・毎週日曜日20:00~21:00)が放送。
今回は、デビュー45周年を迎えたシンガーソングライターの竹内まりやさんがゲストで登場。竹内さんは10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリース。アニバーサリーの心境が語られる中、生田絵梨花さんが主演を務めるドラマ「素晴らしき哉、先生!」の主題歌として起用されたシングル『歌を贈ろう』の収録秘話が明かされます。
竹内さん: グッとくる所でこの曲を流して頂いて、「書いて良かったな」って思ってますし、主演の生田絵梨花ちゃんが私の歌にも参加してくれて、本当に思い出深い曲になりましたね。
MITSUMI: コーラスでも参加されたということで、レコーディングでもご一緒に歌われたんですか?
竹内さん: そうです。私の歌が終わった後で、彼女のパートで来てくださって、一緒にブースに入ってハモって頂いたんです。凄く上手! 彼女はMVにも出てくださったんですけど、音大出身なのでピアノが上手なんですよ。本当は、MVはアテで良いんですけど、彼女が「ちゃんと弾きたい」と仰って、譜面を取り寄せて、あんなハードスケジュールの中で練習して来てくださったんです。ちゃんと手元のアップとかが音符に合うように弾いてくれて。しかも撮影が始まったら「譜面もう大丈夫です」って、暗譜されてきたんです。
MITSUMI: え!?
竹内さん: 難しいキーなのにちゃんと暗譜してくださって、MVも出てくださったし凄いなと思って。本当に嬉しかったですよ。
MITSUMI: MVの監督の竹石渉さんは、「今回のミュージックビデオでは、生田さんが日常の中で感じる孤独や疲れをまりやさんの歌声が優しく癒し支えている様子を描きました。」とコメントされていますね。
竹内さん: そういう絵作りになっていますね。私はヘッドホンをかけて歌って、絵梨花ちゃんがそれを観ているっていう感じのね。
MITSUMI: しかも、スマートホンの中でまりやさんが歌っているんですよね。
竹内さん: そうなんですよね。彼女が悩みを抱えたり、不安だったりする中、スマホの映像の私を観ながら歌っている最後に対面するシーンがあるっていう。撮影も楽しかったですね。
MITSUMI: 対面するシーンも竹石監督がこういったコメントをされる前に観ていたので、なんとなく生田さんとまりやさんが対面している様子を観た時に、まりやさんが生田さんの未来形というように感じて。そこでまた堪らない思いになったんですよね。
竹内さん: 絵梨花ちゃんとは42歳くらい歳の差があるんですけど、音楽を通して同じような気持ちを分かち合える人だったんです。とても素直で、それなりの苦労があったと思うんですけど伸びやかで、凄く学ぶものが多いんです。ライブも観させて頂いたんですけど、すっかりファンになってしまいました(笑)
MITSUMI: しかもまりやさんは生田さんを「アーティストだ」って仰ってましたもんね。
竹内さん: そうなんです。舞台に立ってピアノを奏でながらジャジーな曲を歌っているとミュージシャンですし、あの演技を見れば俳優さんだなと思うし、マルチですよね。今の人達は凄いなと思いますね!
楽曲制作を通して感じた生田さんへの思いの丈を語った竹内さん。その後、『Precious Days』のテーマについて尋ねられ、「今回のアルバムって、日常の中の小さな喜びであるとか、日常生活を生きることを大切にしたいっていう、普段から自分が思っていることが詰まってるなと思って。そういう小さな日々を大切に思う気持ちを『Precious Days』というタイトルに託したんですよ。“かけがえのない日々”という思いですね」と語り、アルバム制作に至った経緯について話しました。
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竹内まりやさんの10年ぶり、通算12枚目となるオリジナル・アルバム『Precious Days』は10月23日(水)リリース。10年を詰め込んで、人生を照らし出す。あなたの心に届く18曲です。
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