金曜日, 10月 25, 2024
ホームイベント京都芸術大学舞台芸術研究センターが、京都芸術劇場を活用した「劇場実験」を振り返るシンポジウムを開催!

京都芸術大学舞台芸術研究センターが、京都芸術劇場を活用した「劇場実験」を振り返るシンポジウムを開催!

「劇場で、偶然みつける――創造と研究の手がかり、「ラボラトリー機能」の可能性について」

京都芸術大学舞台芸術研究センターでは、これまで京都芸術劇場を活用して、さまざまな研究事業を行ってきました。本シンポジウムの前半では、アーティストと研究者・技術者が共同研究チームを組み、創造のプロセスを構築してきた最近のプロジェクトについて、ダイジェスト映像・関連映像の上映を交えて振り返ります。

また後半では、高嶺格氏(アーティスト/多摩美術大学彫刻学科教授)、山本麻友美氏(京都芸術センター副館長/京都市文化政策コーディネーター)、吉岡洋氏(京都芸術大学文明哲学研究所教授/美学芸術学)、森山直人氏(多摩美術大学美術学部教授/演劇批評)を登壇者に迎え、公開の共同討議を行います。

本拠点の「劇場実験」という取り組みでは、アーティストや研究者に劇場を提供し、舞台芸術の創造と研究のありかたをさまざまに問い直してきました。それは性急に作品化や研究成果の発表を目指すものではなく、じっくりと「偶然の力」を受け入れつつ進行する実践的なプロセスを特徴としています。そこでこのシンポジウムでは、あらためて「劇場で、偶然みつける」というテーマで議論を行います。

劇場等文化施設における創造支援や、本研究拠点が掲げてきた「ラボラトリー機能」というコンセプトについて、理解を深めていただけるシンポジウムとなりますので、ぜひ奮ってご参加ください。

ウェブサイト:https://k-pac.org/openlab/13458/

主催・お問い合わせ|京都芸術大学舞台芸術研究センター 舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点

TEL: 075-791-9144 E-mail:(事務局) kyoten@kua.kyoto-art.ac.jp 

プログラム

2024年11月4日(月・祝)

14:00 開式 挨拶等

14:10 研究活動の報告(京都芸術大学舞台芸術研究センター 新里直之)

14:30 ダイジェスト映像・関連映像の上映(劇場実験型研究プロジェクト)

1. 田村友一郎《テイストレス》

2019年度劇場実験型研究プロジェクト「The Waiting Grounds―舞台芸術と劇場の現在を巡る領域横断的試み」(研究代表者:中山佐代)に基づく劇場作品。

(2021年6月、京都芸術劇場春秋座)

田村友一郎《テイストレス》(2021年)

2. 檜垣智也(作曲家)×吉増剛造(詩人)×七里圭(映画監督)

2020/2022年度劇場実験型プロジェクト「多層化手法による音楽詩劇の創作と上演~アクースモニウムを中心とした音楽と映像、言葉の融合~」(研究代表者:檜垣智也)の劇場実験記録。

*ダイジェスト映像監督・構成:七里圭

サウンドオペラ電子音響詩劇「石巻(イシノマキ)ハ、ハジメテノ、紙(カミ)ノ声(コエ)、……」試演(2023年2月、京都芸術劇場春秋座)

撮影:井上嘉和 

3. 岡田裕子《Celebrate for ME: okuru》

2024年度劇場実験型プロジェクト「現代アート的思考でメディアアートと演劇をマッチングする観客主体型の劇空間の創作」(研究代表者:岡田裕子)の関連作品。(2024年)

《Celebrate for ME: okuru》©️OKADA Hiroko

15:30 公開シンポジウム

劇場で、偶然みつける

――創造と研究の手がかり、「ラボラトリー機能」の可能性について

(左から)高嶺格、吉岡洋、山本麻友美、森山直人

登壇者:

・高嶺格(アーティスト/多摩美術大学彫刻学科教授)

・山本麻友美(京都芸術センター副館長/京都市文化政策コーディネーター)

・吉岡洋(京都芸術大学文明哲学研究所教授/美学芸術学)

司会:森山直人(多摩美術大学美術学部教授/演劇批評)

17:00 閉会

お申込み

参加料:無料(要事前申込)※どなたでもご参加いただけます。

お申込み方法:下記URLよりお申し込みください。

https://pro.form-mailer.jp/fms/f91a72f3320045

京都芸術劇場(春秋座・studio21)について

2001年に京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)内に開設された、国内の高等教育機関では初めて実現した大学運営による本格的な劇場です。主に歌舞伎の上演を想定してつくられた大劇場=春秋座と、主に現代演劇・ダンスの上演を想定してつくられた小劇場=studio21という、まったくタイプの異なる二つの空間から成り立っており、伝統演劇・芸能から最先端のマルチメディア・パフォーマンスまで、現代の多様な舞台芸術(=performing arts)を幅広くカバーできる施設を誇っています。

舞台芸術を通じて京都における伝統と創造の姿を全国へ、そして世界へと発信しています。

劇場WEBサイト:https://k-pac.org/

Facebook:https://www.facebook.com/kyoto.art.theater

X(旧Twitter):https://x.com/KyotoArtTheater

Instagram:https://www.instagram.com/kyoto_art_theater/

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