金曜日, 11月 22, 2024
ホームイベントこんな形の結婚はあり?多様な役柄を演じたキャスト陣が集結  SNSで語り出す人が続出!『恋愛終婚』公開記念舞台挨拶

こんな形の結婚はあり?多様な役柄を演じたキャスト陣が集結  SNSで語り出す人が続出!『恋愛終婚』公開記念舞台挨拶

主演の秋月三佳・濱正悟、出産を控えた北原里英も登壇

恋愛終婚 舞台挨拶集合写真

恋愛に対する新たな視点を描いた婚活映画「恋愛終婚(レンアイオワコン)」の公開記念舞台挨拶が10/20(日)にイオンシネマみなとみらいにて行われ、主演の秋月三佳、濱正悟のほか、メインキャストである北原里英、辻川慶治、古澤メイ、野島健矢、粟森涼、そして本作の監督である岡元雄作が登壇した。MCは本作出演者でありTikTokで絶大な人気を誇る土井康平が務めた。本作に出演している北原里英は今回のイベントが出産前最後の登壇イベントとなる。 

 

本レポートでは、上映前に行われた舞台挨拶の模様をお届けする。

三十路手前で焦って婚活をする女性  

本作は、恋愛を捨てて幸せを掴もうとする個性的な8人のキャラクターが、皮肉にも結婚には向いていない相手に恋をしてしまうという恋愛群像劇だ。 

三十路手前で焦って婚活をする遥(秋月三佳)が嘘つきで遊び人の同僚の一輝(濱正悟)に「結婚したければ恋愛するな。恋愛なんてオワコン(終わったコンテンツ)だ」と言われたことをきっかけに恋愛を捨てて婚活に挑もうとする。パパ活で家を買おうとする美月(北原里英)や、ママの為に婚活をする武志(芹澤興人)、女心が全く分からないクソまじめな悠人(辻川慶治)、 恋愛上手な女子高生の乃愛(古澤メイ)、結婚式を挙げたい広海(野島健矢)と挙げたくない匠(粟森涼)の同性カップルなど、多様なキャラクターが恋愛や結婚に向き合い、悩み、もがく様を描いている。 

MCの土井さんから「恋愛に悩むアラサー女子役でしたが、婚活というテーマはいかがでしたか?」と尋ねられた主演の秋月さんは初めは難しさを感じたものの、遥というキャラクターに支えたれたとコメント。「遥が結婚という目標に向かって努力するところが、私はすごく好きでした。自分でも『頑張れ、遥!』っていう風に、撮影中に思いながら演じていました」と役柄への思いを語った。MCの土井さんも「僕も『遥頑張れ!』って思ってました」と同意。会場が笑いに包まれた。 

結婚に焦る三十路手前の女性を演じた秋月三佳

クールな一輝を演じる濱正悟さんの素顔

MCの土井さんは、劇中ではクールで女たらしな営業マンを演じる濱さんの演技を「クールにガンガン喋る感じが凄いんです」と絶賛。今回の役柄について土井さんから尋ねられた濱さんは、「セリフをどう自分の言葉にするかは、難しかった」と振り返った。さらに、土井さんは濱さんの普段のキャラクターについて「楽屋とかでも本当にいい人で、さっき改めて挨拶したのですが優しいなって思いました。女の子だったら僕も惚れてます」と大絶賛。濱さんは今日の登壇について「三年前に撮った作品で、久しぶりにみんなに会えたので同窓会みたいになりましたね。だから共演してた時期よりも喋っちゃったかもしれないですね、嬉しくて」と喜びを語った。劇中ではクールな濱さんの優しい人柄を垣間見ることができた。 

クールで女たらしな営業マンを演じた濱正悟

婚活で悔しい思いをした監督の実話

作品には5年間婚活に挑んだ岡元雄作監督の実体験が多分に盛り込まれている。MCの土井さんからは岡元監督に対して「この企画、岡元監督の実際の婚活体験をそのまま、企画にしたんですよね??自分のプライベートをよく映画にしましたよね??」というストレートな質問が飛び出した。岡元監督は自身の婚活時代を振り返り、「婚活を五年やってたんですけど、すごい嫌な体験をしたり、悔しい思いをして涙を流した夜もあったので。その思いをこの映画に詰め込みました。作品の中には婚活指南みたいなものもあるので、今実際に婚活をしている方も楽しんでみていただけるかなと思います」と、自身の経験をどうしても作品にしたかったという並々ならぬ熱意を語った。 

熱く思いを語る岡元雄作監督

出産前最後の登壇となる北原里英さん 

今回の舞台挨拶には、出産を控えている北原里英さんも登壇。北原さんはこの舞台挨拶が出産前最後のイベント出演となる。 

劇中では北原さんはデートの対価に男性からお金をもらうOLという役柄。MCである土井さんの役はそのストーカーだ。作品ではスリリングな関係性の二人だが、この舞台挨拶ではMCの土井さんから北原さんに「もうすぐご出産ということで…おめでとうございます!」とお祝いのコメントが投げかけられた。会場も温かい拍手に包まれ、皆で北原さんの妊娠を祝福。岡元監督から「出産を控えて、心境の変化はありましたか?」と尋ねられた北原さんは世の中の親御さんたちへの眼差しが変わったという。「もともと子供はすごい好きで、最近は子供を見ると自然に笑顔になるんですけど、それ以上に親御さんへの尊敬の眼差しがとまらなくなりました。お祭りに来てる親子を見ても、ここに連れてきているという時点ですごい素敵な家族、素敵なご両親なんだなあっていうふうに思うようになりましたね」とコメント。 

出産前最後の登壇となる北原里英

さらに、撮影当時を振り返り、「撮影してた時期が多分クリスマスぐらいだったんですけど、空き時間に監督の恋愛相談みたいなのを受けたんですよ。その後無事ご結婚されて…」と告白。初めて聞く秘話にざわつく一同。すると岡元監督が「双子が生まれましてそこに居るんですけど」と一言。会場がさらに祝福ムードに包まれた。北原さんも「お話を撮影中伺っていたので。すごいうれしい結末でハッピーです」と喜びを露わにした。 

身重ながら今回の舞台挨拶に登壇してくださった北原さん。母子共に健康にご出産を迎えられることをお祈りいたします。 

寒かったが温かかった撮影現場

撮影の印象に残ったエピソードについて聞かれた濱さんは「とてつもなく寒かったです」と、とにかく寒かった撮影時期の苦労を語った。「撮影初日に雪が降ったり。秋月さんと二人で屋上で撮ったシーンも、平然とやってるように見えてかなり頑張って撮った思い出がありますね」と振り返った。 

当時を振り返る濱正悟
メガネへの思いを語る辻川慶治

東大卒天才プログラマーを演じた辻川は「僕とノアちゃんがペアになるんですよね。ご存じの方いらっしゃると思うんですけど、役でつけてるメガネがですね、僕の私物のメガネなんです」というと、おもむろにシャツの胸ポケットからメガネを取り出した。「登場する人間も頑張ってるんですけれど、メガネも頑張ってくれたんです。このメガネをかけることによって、僕は辻川慶治から井上悠人に変わることができたんですね。
ウルトラマンの変身道具と一緒です。ということで、めがねをみていただきたいです」とメガネへの熱い思いを語り、会場を辻川ワールドへ誘った。 

恋愛マスターの一軍JKを演じた古澤は「恋愛マスターの一軍JKっていう役だったんですけど、とにかく恋愛のノウハウを教えるっていう役どころで。台本を見ながら、『ああなるほどなあ』と思いながら、自分自身も恋愛の知識を入れながら役を演じてましたね」とコメント。 

恋愛マスターの1軍JKを演じた古澤メイ

パートナーとの結婚に憧れるピュアな乙女男子を演じた野島は「この舞台挨拶の雰囲気見ていただけるとわかると思うんですけど、すごい多幸感たっぷりな映画になってまして。本当に、見ていただいた後にちょっと気分が軽くなるような、楽しく映画館を出ていけるような映画になってると思います」と語り、続けて結婚に消極的な動画クリエイターを演じた粟森も「三年前、皆さんおっしゃったように、すごい寒かった印象はあるんですけど、撮影してるときはすごく温かい時間がずっと流れていて。寒さを全く感じない撮影現場でした。その暖かさが映画から皆さんに伝わればいいなと思っています」と、撮影当時の寒さを吹き飛ばす温かい撮影現場だったと語った。 

ピュアな乙女男子を演じた野島健矢
結婚に消極的な動画クリエイターを演じた粟森涼

観客への感謝の思い 

舞台挨拶の最後は主演の秋月さんと濱さんからのコメントで締めくくられた。濱さんは「クラウドファンディングや、皆さんのお力を借りて、こんなに沢山のみなさんに見てもらえることをとても嬉しく思います。とても不器用な癖の強い人間たちの生き方が群像劇で描かれている、とても勢いのある物語になっていると思います。楽しんで見ていただけたら嬉しいです。どうもありがとうございます」とコメント。 

続いて秋月さんは「私も今日朝、こちらのみなとみらいの劇場で見ました。楽しんで見れたので、皆さんにも今日は楽しい夜を、特別な夜を過ごしていただけたら嬉しいなあと思います。今日こうやって作品が公開できて、一生懸命頑張って作ったスタッフやキャストでここに立てていることを本当に幸せに思ってるんですが、見に来てくださる皆さんのおかげだと、本当に思っています」と観客への感謝の思いを語った。続けて「もしよろしければ、見ていただいた後にご感想などSNSやお友達とにお話いただけたら、本当に光栄です。今日は本当にありがとうございます。楽しんで帰っていってください」と観客に対して投げかけた。 

映画『恋愛終婚』は10月18日(金)より全国のイオンシネマにて絶賛上映中。本作の鑑賞後はXにて恋愛終婚公式アカウントをフォローしたのち、ハッシュタグ「#恋愛終婚」をつけて感想を投稿することで出演者のサイン入りポスターがもらえるキャンペーンも実施中。ぜひ、チェックしていただきたい。 


映画『恋愛終婚』

公開劇場

イオンシネマみなとみらい/イオンシネマ板橋/イオンシネマ多摩センター/イオンシネマむさし村山/ 

イオンシネマ港北NT/イオンシネマ座間/イオンシネマ幕張新都心/イオンシネマ太田/イオンシネマ名取/ イオンシネマ白山/イオンシネマ茨木/イオンシネマ京都桂川/イオンシネマ和歌山/イオンシネマ岡山/ イオンシネマ広島西風新都/イオンシネマ高松東/イオンシネマ大野城/イオンシネマ戸畑/イオンシネマ佐賀大和/ イオンシネマ熊本 

株式会社MAM FILM

株式会社MAM FILM

映画作品のプロダクションを請け負うビジネスを主体とする、映画制作会社。

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