人気芸人・アンガールズの田中卓志さんの初エッセイ集が、第14回広島本大賞を受賞。
受賞を記念した新帯も公開されました。
お笑いコンビ・アンガールズとして多数のレギュラー番組を抱え、MC、トーク、ロケ、リアクション芸、Podcastのパーソナリティーなど、多ジャンルで活躍中の田中卓志さん。そんな田中さんの初の著作『ちょっと不運なほうが生活は楽しい』がこの度、第14回広島本大賞(文芸部門)を受賞しました。
広島本大賞は、広島県内の書店・図書館ほか出版関係の方々からの投票を経て、選考会で決定する賞。文芸部門では過去に、芥川賞作家・小山田浩子さんの『工場』や人気作家・森見登美彦さんの『夜行』が受賞しています。またこの賞での芸人さんでの受賞は田中さんが初めてと、大変な快挙です!
▶広島本大賞・公式X:https://x.com/hirobooktaisho
選考会では選考委員のほぼ全員から票を集めたそうで、「親しみやすいこと、タレント本の中でも文章が洗練されて面白く、時にほろりとさせる描写もあることなどが高い評価を受けた。」とのことです。
田中さんは受賞を受けて自身のインスタグラムで、以下のようにコメントしています。
〈コツコツと数年かけて書いた作品なので、評価していただきめちゃくちゃ嬉しいです。これをきっかけにまた沢山の方々に読んでいただけるといいなぁ。
あと、チョコプラの松尾くんが普通に買って読んでます!と言ってくれました。嬉しい!〉
また、受賞を記念した帯もこの度公開されました!
受賞帯つきの本は、広島県内の主要書店に9月下旬から順次入荷予定です。
田中さんの新たな才能の開花に、ぜひ改めてご注目ください。
■本書から4編、こちらから試し読みできます
「停電したなか卯で通じ合った」 https://www.bookbang.jp/tanakalife/article/45
「ブレイクはしたものの」 https://www.bookbang.jp/tanakalife/article/363
「最高の食事」 https://www.bookbang.jp/tanakalife/article/390
「待て! そこの新選組!!」 https://www.bookbang.jp/tanakalife/article/466
■内容紹介
「どこかの優しい誰かが読んでくれたら……」 アンガールズ田中の初エッセイ集!
真面目すぎる性格なのにふざける仕事を志し、第一印象が「キモい」だった山根とコンビを組み、港区女子合コンの悔しさをバネにめでたく結婚。人気芸人の悲喜こもごも(悲、強め)の日常は、クスリと笑えて妙に共感。「ベスト・エッセイ2022」にも選出され280万人が涙した、母のお弁当の思い出を綴った「最高の食事」も収録!
■著者紹介
田中 卓志(タナカ タクシ)
1976年広島県出身。広島大学工学部第四類建築学部を卒業後、2000年に山根良顕と「アンガールズ」を結成。ネタ作りを担当している。紅茶、苔、バイオリンなど多趣味でもある。2023年初めに結婚して話題に。
インスタグラム:@ungirls_tanaka(https://www.instagram.com/ungirls_tanaka/)
■書籍データ
【タイトル】ちょっと不運なほうが生活は楽しい
【著者名】田中卓志
【発売日】2023年8月31日
【造本】四六判、224ぺージ
【定価】1,595円(税込)
【ISBN】978-4-10-355281-9