キマグレン・クレイ勇輝「今からでも叶えることができるのかな……」 再結成の一押しとなった亡き母の言葉を明かす
7月21日(日)と7月28日(日)に、秀島史香さんがDJを務めるラジオ番組「SHONAN by the Sea」(FMヨコハマ・毎週日曜6時~9時13分)が放送。
今回は、21日から2週に渡ってキマグレンのISEKIさんとクレイ勇輝さんがゲストで出演。6月4日に9年ぶりの再結成を発表し、2人揃ってのラジオ出演は再結成後初とのこと。21日の放送ではキマグレンの再結成の秘話が語られます。
秀島さん: 再結成の経緯とか、今の率直な思いを聞かせて頂けませんか?
クレイ勇輝さん: そうですね、僕のことで言うと、母親が去年のこのくらいの季節の時に亡くなって。やっぱり僕らは大人になっても、親との関係って子どもの頃からずっと続いていくじゃないですか。
秀島さん: そうですね。
クレイ勇輝さん: だから素直になれなかった部分があったんですけど、唯一母親が言っていたのは、「キマグレンが聴きたいな」っていうことなんですよ。それは今からでも叶えることができるのかなって。年末にISEKIに電話をして、「母親が聴きたいって言っていたんだよね。とりあえず飯でも行く?」って話をしたんです。
秀島さん: その時の、ISEKIさんご自身の思いは?
ISEKIさん: 僕も常に自分がいつか死んだ時に、何を後悔して、何を求めるだろうなってずっと考えているんです。それを考えると、「だぶん俺は死ぬ時に、このタイミングでキマグレンをやらなかったらきっと、後悔するだろうな」ってよぎったんですよ。それで「やろっか」っていう話になったんですよね。
再結成の裏では、母親の言葉が最後の1押しになったことを明かしたクレイ勇輝さん。そして28日の放送では、キマグレンの公式HPで公開されている「キマグレン再結成へのメッセージ」を贈ってくれたアーティストへの思い入れや、再結成までの9年で変わった一面が明かされました。
秀島さん: 再結成にあたって、たくさんの先輩、後輩ミュージシャンの皆さんからメッセージが寄せられましたよね。本当に凄かったです。加山雄三大先輩に始まって、小田和正さん、TUBEの前田さん、大黒摩季さん、ゆずの2人やいきものがかりの皆さんなど、お2人がどれだけ愛されているか、人望みたいなものを感じましたね。特に印象的だった言葉はありますか?
クレイ勇輝さん: やっぱり加山雄三さんはレジェンドですから、この先ここで一言頂かないと後悔する方の1人ですよね。
秀島さん: 加山さんの手料理を召し上がったことがあるんですか?
クレイ勇輝さん: リゾットね! 船の上でね。色々作ってもらったんですよね。
ISEKIさん: かなり超一流のシェフというか、本当にそのクラスですよ(笑)
秀島さん: 「キマグレン再結成おめでとう! 音霊で一緒にライブをやったのはもう何年も前のことだけど、あれは、盛り上がったよな!今から思うとあんな暑いところでよくやったよ。俺らもお客さんも若かったってことだな。それと、ライブ後のバーベキューは楽しかった!湘南!海!キマグレン!今後の活躍を楽しみにしてます!」って。これ以上ないお祝いですよね! いかがでしょう、9年という月日を経て、音楽への向き合い方とか姿勢は変わったことはありますか?
クレイ勇輝さん: ISEKIと僕は違う9年を過ごしてきたんですよ。解散してからは、OCEANSっていうバンドになったんですけど、それぞれの活動を経てOCEANSに行きついた人達が多かったんです。そんなみんなが集まったから、音楽の楽しみ方を追求している感じ。「どうやったら嫌いにならずに続けていけるか」を考えていて、9年やっていたから、今は大好きです。音楽も好きだし、その時間が大切だからね。きっとそれが1番変わったよね?
ISEKIさん: だいぶ変わったね。別人くらい違うよ(笑)
その後、今後の目標に尋ねられた2人は9月1日に開催されるワンマンライブ『キマグレン -再会と再開-』に注力することを挙げ、「本格的なこともそうだし、天気だったりとか、無事に9月1日が無事に終わってくれて、その先で曲を書いたり、またライブのことを考えたりするのかな。9年だからね?(笑)」と、今後の展開に心を躍らせる一同でした。
キマグレン ライブ情報
「キマグレン -再会と再開-」
日程:2024年9月1日
時間:15:00 OPEN/16:00 START
場所:鎌倉材木座海岸 海の家Asia特設会場
金額:6900円 + 1DRINK&1FOOD
後援:FMヨコハマ/テレビ神奈川/神奈川新聞社
キマグレンオフィシャルサイト
FMヨコハマ
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