『鶴の間』第25回のゲストは、関根勤が登場!
USEN&U-NEXT GROUPの株式会社U-NEXT(本社:東京都品川区、代表取締役社長:堤 天心)は2024年7月13日(土)より、笑福亭鶴瓶による『無学 鶴の間』第25回を独占で見放題にて配信いたします。本作のイベントレポートを公開いたします。
『鶴の間』第25回のゲストは、1974年のデビュー以来、40年にわたってタレント、コメディアンとして第一線で活躍し、人気バラエティー番組「笑っていいとも!」におよそ30年近くレギュラー出演をしてきた関根勤が登場。「いいともでずっと一緒だった人。前から出てほしかったんですけど、(大阪に来てもらうのは)遠いし、忙しい人だからどうかとずっと思っていた」と語るほどに『鶴の間』への出演を熱望していたという鶴瓶。ゲストの関根の名前を会場に告げるとウォーッと歓声が沸きおこった。その歓迎ぶりに関根も「良かった。うれしいですね」と安どした様子だった。
「笑っていいとも!」では長きにわたりレギュラーを務めてきた関根と鶴瓶だが、「馴染(なじ)まなくて。アウェーだった」と意外な事実を明かすふたり。「僕も馴染(なじ)むまでに8年かかりました」と語る関根は、「僕は特に、ジャイアント馬場とか、長嶋茂雄さん、千葉真一さん、輪島功一さんのモノマネをやってきて。男しか笑わせたことがないのに、ステージに立ったら98%が若い女性。この人たちをどうやって笑わせようかと。8年間、ずっと違和感がありました」正直な思いを告白。
だがあるとき、それが解消されたきっかけがあったという。「(娘の)麻里がどんどん大きくなってきて。7~8歳になったときに、まわりの友だちがうちに遊びに来たんですよ。もうみんな大人っぽいんですよね。それで自分の曜日に出て、パッと見たらこの間、遊びに来た麻里の友だちの、ほんの数年後の姿じゃないかと思って。なんだ、緊張するのやめようと思った」という関根に、鶴瓶も「どんなメンタルやねん。まあ分かるけども」と笑っていた。
そんな関根のモノマネの中で、鶴瓶が「俺、あれ大好きや」と絶賛するレパートリーが、作家・冒険家のC・W・ニコルのモノマネだという。「年末に「笑っていいとも!」の特大号という番組があるわけですけど、最後にモノマネをやらないといけないんですよ。そこで普段はモノマネをやらない、さまぁ~ずとか中居(正広)くん、草なぎ(剛)くんとかが、ものすごくウケてるわけ。ぐっさん(山口智充)もうまいんですよ。その中で僕が大トリ。フジテレビのアナウンサーが、「それでは今年の大トリを飾るモノマネ。関根勤さんのC・W・ニコルです!」と。そこでたき火のセットだけ用意してもらって、「(C・W・ニコルの口ぶりで)森はあたたかい。川は流れて生きている」とやったら、それまでものすごく沸いてたのが、いきなりシーンと。(会場のスタジオアルタの向かいにある)新宿駅の山手線のドアの開閉の音が聞こえてくるんじゃないかと思ったくらい。もういたたまれなくなった」と苦笑い。
その時は会場の観客を笑わせることができずに、「やってしまった」とショックを受けたという。「でもうちに帰って、いちおうオンエアを見ようと思って見たら、タモリさんと中居くんが苦笑していてる顔が画面に映っていて。それでオンエア上はそんなにダメージがなかった。でも僕としては、あの現場の凍り付いた瞬間が(忘れられない)。あのときはとがってたんで、そのときは分からなくても、あとからC・W・ニコルさんを知ってくれればいいやなんて思ってやったんですけど大間違いですよ。若い女の子が知らない人をやっちゃいけないなと思いましたよ」と反省することしきり。しばらくはそのショックを引きずっていたというが、「3カ月後くらいに、(TBS系で放送されていたバラエティー番組)『ジャングルTV ~タモリの法則~』に、大関の武双山がゲストに来て、『関根さん、C・W・ニコル最高でした!』と言ってくれて。あれで僕のしこりが取れました。うれしかったなぁ」としみじみ。
さらに「俺、鶴瓶さんに救われたことがあって。感謝しているんですよ」と語る関根は、2003年から2004年にかけてテレビ東京系で放送されたバラエティー番組「ウラ関根TV」について言及。「いろんな面白いB級映画の変なシーンばかり紹介していた番組なんです。鶴瓶さんは会うたびに『ええな、あれ』と言ってくれて。でも視聴率が悪かったんで、1年後に終わっちゃった。そしたら鶴瓶さんが『ああいうのやらなきゃ駄目やで』とすごく言ってくれて。あれで救われた」と感謝の思いを吐露。「それはほんまにそう思ったから」という鶴瓶も、「タモリさんの『今夜は最高!』とかもそう。あんなんも絶対に終わったらあかん番組だと思ってたけど、しゃあないなぁ。いろいろと都合はあるんだろうけど、ああいうのはテレビの常識として残さないといかん」とその思いを語った。
「上(の控室)でもそうでしたけど、ずっとしゃべっている人」と鶴瓶が指摘すると、関根が「僕は裏で静かにしているっていうタイプじゃない。家でもずっとしゃべっているんですよ。そしたらうちの妻が『誰も聞いてないわよ』なんて言うんです」と自虐的に返して会場は大笑い。そんな関根だが、鶴瓶は下北沢で見かけた関根親子の姿が非常に忘れられなかったという。「(娘の)麻里ちゃんとふたりでめっちゃ笑いながら、ものすごく楽しそうに歩いていて。あの光景が忘れられないなと思ってた」という鶴瓶に、関根は「あの時はプロレスのコントをやる人たちのライブを見に行ったんですよ。ブルーシートとか、地球とか、椅子とかと戦ったりして。ものすごい面白い人たちなんです。それで麻里と『面白かったね』と言いながら歩いていたら、見たことある人が歩いてきて。鶴瓶さんは(息子の駿河)太郎くんと一緒にいたんですよね。それでみんなでお茶を飲んだんです」と述懐。そして鶴瓶はふたたびかみ締めるように「あの光景を見て、本当にほほ笑ましかったなぁ」としみじみ付け加えた。
そんな仲良しな親子関係を「娘とはずっと遊んでましたから。本当にばかなことしていた」と振り返った関根。「僕が娘にできることはなんだろうと思ったら、“人生って楽しいんだ”と伝えることだと。もし外で嫌なことがあっても、うちに帰ってきて、おやじと遊べば面白いってリセットできるなと思ってもらいたい」。そうした考えに至った理由として、「麻里が生まれたのは39年前なんですけども、あの頃は犯罪の低年齢化が進んでいたんですよ。それでいろいろと本を読んだんですけど、やはり親に見捨てられ、学校に見捨てられ、社会に見捨てられた人がドロップアウトしていくと書いてあって。そこで僕はてんびんで考えたんです。確かに嫌なことはありますけど、でも家でいいことがいっぱいあれば、ドロップアウトしていかないんじゃないか」。そうした思いから、お尻を使ったダンスを披露してみせたりと、娘といろいろと遊びながら、「ああ、楽しかったって言いながら寝かせてました」。
そんな娘も今や立派な大人になり、2児の母親となった。「麻里はもうお母さんになっちゃってるから、今はそこまでばかなことはもうやんないですね。だから今は孫にばかなことやってくれって言うんで。今は孫とすごくばかなことやってますよ」という関根。「今は孫が寝るまでマッサージをしてます。少しでも孫の思い出に食い込みたい。おじいちゃんと遊んで楽しかったなって思ってもらいたい。ちょっと寂しい話ですけども、死は必ず訪れるじゃないですか。そしたら世間の人は僕のことを忘れちゃうじゃないですか。でも孫の心の中には生きていたいなと思うんです」という関根の言葉に、会場からも思わず拍手が。
鶴瓶も「湯水のごとく(エピソードが)出てくるよね。本当にずっと聞いていられる」と語る通り、この日は、多くのことを教わったという萩本欽一や、コサキンの愛称で親しまれる相棒・小堺一機らとの秘話、賛否を巻き起こした「カックラキン大放送」でのカマキリ拳法の話など、次から次へと飛び出すエピソードの数々に会場は大爆笑。終始大盛り上がりとなった。
【『無学 鶴の間』第25回 配信はこちら】
https://video.unext.jp/title/SID0104484
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【『無学 鶴の間』(第25回)配信情報】
◆見逃し配信:配信中
※配信開始から一定期間経過後、見放題作品へ切替えて配信を継続する予定です。
◆出演 笑福亭鶴瓶、関根勤
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