宮崎県民に肝炎ウイルス検査の受検を呼び掛け
「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎に対する正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として活動しております。
この度、肝炎対策特別大使の伍代夏子氏と、スペシャルサポーターのHKT48坂口理子氏、松岡はな氏が宮崎県を表敬訪問し、宮崎県知事の河野俊嗣氏らとともに、同県の肝炎対策について懇談を行いました。
- イベントレポート
■伍代氏「宮崎県民の皆さんが自ら検査に行くように呼び掛けていきたいです」
過去にC型肝炎の治療を乗り越えた経験をもつ伍代氏は、「本プロジェクトの今年の集中広報県である宮崎県に来られて、県民の皆さんに肝炎対策についてお話することができとても嬉しいです。肝炎は、いまや治る病気・治る時代になってきています。しかし、肝炎ウイルスの有無が分かる肝炎ウイルス検査を、県民の皆さんに自ら受けに行ってもらうようお知らせする機会が少ないように感じます。私たちは肝炎ウイルス検査の重要性をしっかり伝えて、県民の皆さんが自ら積極的に検査に行くように呼び掛けていきたいです。」と自身の役割について話しました。
また、懇談のなかで、宮崎県の肝がん死亡率が悪化しているという状況に対し、「宮崎県は無料で肝炎ウイルス検査を受けることができます。肝臓は“沈黙の臓器”と呼ばれ、肝炎ウイルスが体内に入っていても、自覚症状が出づらいです。そして、自覚症状がないまま肝硬変や肝がんを患ってしまうことがあります。そのようにならないためにも、健康なうちから検査を受けてください。もし肝炎を患っていても、今は症状によっては薬で簡単に治ります。一生に一度で大丈夫なので、ぜひ肝炎ウイルスの有無を確かめてほしいです。」と検査の重要性を訴えました。
伍代氏の話を受け、河野知事も、「宮崎県の肝炎対策をより強化していきたい。」と取り組みへの意志を示しました。
■HKT48 坂口氏「宮崎県の皆さんに肝炎ウイルス検査を受けるように伝えたいです」
坂口氏は「本日は、知って、肝炎プロジェクトのスペシャルサポーターとして、HKT48を代表して宮崎県に参りました。私たちは、九州を中心に活動しているアイドルなので、宮崎県の皆さんに健康で過ごしてもらえるように、このプロジェクトを伝え広めていきたいです。」と述べました。 肝炎について県民にどのように訴えていきたいかという質問に対し、「肝炎ウイルス検査は採血で簡単にウイルスの有無が分かるので、自身の健康のためにも肝炎ウイルス検査を受けるように伝えていきたいです。また、HKT48のファンには様々な県の方や様々な年代の方がいるので、そのような方々にも検査を受けるように伝えたいです。」と答えました。
■HKT48 松岡氏「若い世代にも肝炎のことを知ってほしいです」
松岡氏は「久しぶりに宮崎県に来ることがとても嬉しいです。宮崎県の皆さんに肝炎という病気や『知って、肝炎プロジェクト』のことをより知ってもらえるよう、有意義な時間にしたいです。」と挨拶しました。また、今後のサポーターとしての取り組みについて、「若い世代は肝炎について知る機会が少ないです。しかし、この『知って、肝炎プロジェクト』を通して肝炎のことを知ってほしいです。」と、同世代へも肝炎に対する理解を広めていく意気込みを語りました。
- 開催概要
催事名 :宮崎県 表敬訪問
日時 :2021年12月9日(木) 14:00~14:15
開催場所 :宮崎県庁
出席者 :「知って、肝炎プロジェクト」
肝炎対策特別大使 伍代 夏子 氏
スペシャルサポーター HKT48 坂口 理子 氏、松岡 はな 氏
宮崎県知事 河野 俊嗣 氏
宮崎県福祉保健部長 重黒木 清 氏
厚生労働省 肝炎対策推進室長 簑原 哲弘 氏
宮崎県健康増進課 感染症対策室長 有村 公輔 氏
宮崎県健康増進課長補佐 井上 裕二 氏
宮崎県肝炎対策担当 内田 義規 氏