三宅健、自身を“idol”と名乗る、隠れたコンセプトを告白「一番しっくりきたんです」
6月13日(木)、植松哲平さんと日替わりのDJがお届けラジオ番組「Tresen」(FMヨコハマ・月曜から金曜15時~19時)が放送。木曜日は香川沙耶さんがDJを務めます。
今回のゲスト、三宅健さんは番組初登場。植松さんも「本当に実在するんですね!」と思わず興奮する中、三宅さんが6月5日にリリースしたアルバム『THE iDOL』のタイトルに込めた想いを明かしてくれました。
植松さん: アルバムの1曲目には「ホーンテッド」で始まりますけど、アコギのカッティングから幕を開ける感じがかっこいいですね!
三宅さん: ありがとうございます! WurtS君が作ってくれた楽曲で、ミュージックビデオも彼がプロデュースして、監督も務めてくれたんです。WurtS君の世界観に染まりたいと思ってお願いしました。
植松さん: アルバム全体を見渡すと、WurtS、その他にもSIRUP、「Tresen」にも来てくれた方も結構参加してて、色んな若手のかっこいいアーティストが楽曲提供してたり、ついちょっと前にゲストで来てくれたLucky Kilimanjaroの熊木君とか、LUCKY TAPESのKai君と、本当に今勢いのあるアーティストが多数参加しているという作品になってますね。ご縁があったんですか?
三宅さん: これは僕から声をかけさせてもらったんです。好きだからというのもありますが、自分の声質に合うであろう楽曲をオファーさせて頂いて、それぞれのアーティストさんとLINEでやり取りしながら楽曲を作っていきました。
植松さん: それぞれの楽曲にテーマも伝えていたんですか?
三宅さん: 楽曲のリファレンスは僕から出していて、「僕は普段こういうアーティストのこういう楽曲が好きなんですけど、今回はこういうテイストにして欲しい」とお伝えして制作しました。
植松さん: それは楽しそうですね! かなりバラエティ豊かで深みのあるアルバムになりましたよね。
三宅さん:「自分の好きなアーティストで自分の楽曲としてプレイリストを作ったらどうなるんだろう」というイメージで、作ってもらったら面白いんじゃないかなと思って。
植松さん: 最初の時点からそういうコンセプトがあったんですね。そしてアルバムタイトルが『THE iDOL』ということで、「アイドル」を改めて定義する意味合いもあったんですか?
三宅さん: 元々ソロで活動を始めるタイミングで、「どんな名前を名乗ろうかな」と思った時に、アーティスト、俳優、表現者…色んな言葉がありますけど、一番「idol」という言葉がしっくりきたんです。「idol」を辞書で調べると「偶像」という言葉が出るんです。僕としてはいろんな仕事を今までもしてきたし、これからもしていきたいので、「制限を設けず何者にでもなれる存在」という意味で捉えました。
植松さん: なるほど。
三宅さん: 今回のアルバムは、「自分の新しい一面を若手の方々に引き出してもらう」ということがテーマにあって、裏のテーマとして、「三宅健というアイドルを題材にしたアルバムを作ったらどうなるんだろう」という思いがありました。30年この仕事をやってるので、自分もファンの方も、ある意味擦りまくってるというか、擦り切れてると思ってて(笑)。だからこそさらに新しい一面を発見したかったんですよね。
アルバムのコンセプトだけでなく、「idol」というワードにも焦点を当てて思いの丈を語った三宅さん。他にも、横浜出身エピソードや、知られざるご自身の名前の由来、さらには仲良しのビートきよし師匠が、この日わざわざスタジオの1Fまでおすすめのお弁当を届けに来てくれた話まで!ゲスト初登場ながら、キャリア30年ならではの対応力で番組を盛り上げてくれました。
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