全国で数多くのバレエスタジオを運営するスタジオマーティ。横浜地区での大人発表会が2日間をかけて大規模に行われました。マーティのバレエ団MBDのメンバーもサポートに入り、本格的なクラシックバレエの全幕作品を完成!
【公演レポート https://www.ballet-week.com/balletweek-magazine/studiomartyperformance-reportage-vol3/】
-
大人バレエが創り出す豪華発表会ークラシックバレエ作品の全幕を熱演
2011年に開校したスタジオマーティの大人オープンクラス第6回目発表会が町田市民ホールにて開催されました。大人だけの発表会で2日間の公演というとても大規模な公演でした。開校13年で年を重ねるごとに生徒の数も増え、発表会の規模も大きくなり、ついに今回の発表会では、初めてクラシックバレエ古典作品の全幕物に挑戦するという記念の回となりました。
1日目は新横浜スタジオを中心としたそれぞれの先生の振付による作品集『バレエコンサート』が2部構成で披露されました。50人以上の生徒がクラスの先生の作品に参加し、クラシックバレエやコンテンポラリーダンスなどを含む10作品が発表されました。一つ一つの作品が数曲から構成されている大作が多く、どの作品も振付家の個性が色濃く表現され、求める世界観がうまく作品に体現できているような印象で、作品構成の面でも、ダンサーの技術面でも非常に見ごたえを感じられる舞台でした。
2日目の公演は『白鳥の湖 全4幕』でした。こちらはバレエコンサートに出演した生徒の皆様を中心に、その他男性ゲストダンサーはもちろんのこと、スタジオマーティ新横浜・横浜反町所属の先生方、そして賛助出演としてマーティの運営するバレエ団マーティバレエダンサーズ(MBD)のメンバーも加わり、さらにレベルアップした超大作が上演されました。演出はMBDのディレクターを務める吉田むつき氏によるものでした。
明るく楽しさ溢れる一幕は、豪華な舞台装置と煌びやかな衣装も相まって、まるで絵画のワンシーンのような雰囲気で始まりました。
続く『白鳥の湖』の代名詞とも言える2幕は湖のほとりでの白鳥が舞う神秘的な場面。24羽での演技は出のシーンからテンポとスピード間のあるステップで迫力もあり、発表会とは思えない本格的な構成で、ダンサーの憧れでもあるバレエブランの代表的なシーンがとてもきれいに完成していました。
そして華やかな三幕では観客の拍手喝さいの盛り上がりと共に舞台が進み、4幕の頭のシーンはスモークがたかれた中に24羽の白鳥が悲しみに明け暮れている幻想的なシーンからスタートしました。終盤は悲しみに包まれた王子とオデットの心の動きがはっきりと読み取れるような演技で会場にも張り詰めた空気が流れていました。最後にはお互い命を落としてしまい、天国で結ばれることを願いたい…というような余韻を残し、悲劇で幕を閉じた演出となっていました。
このような大作を仕上げるにあたって、賛助出演のプロダンサーMBDやスタジオマーティの何名かの先生方とも一緒に踊れることが、生徒の刺激とレベルUPにもつながっているように思えます。多くのサポートダンサーが発表会の制作に一同に集まることができる環境にあるスタジオは珍しく、数多くのスタジオを運営し、バレエ団のあるスタジオマーティならではの利点を生かした舞台となっていました。
詳しい公演レポートはこちら
【バレエウィーク公演レポート】https://www.ballet-week.com/balletweek-magazine/studiomartyperformance-reportage-vol3/
-
公演詳細
Studiomarty 6th Performance 2024
【会場】町田市民ホール
【日程】5月11日(土)12日(日)
【時間】16:30開場/17:00開演 (両日)
【チケット】要電子チケット
【料金】無料
スタジオマーティ新横浜HP
➤https://www.studiomarty.co.jp/
スタジオマーティ新横浜Instagram
➤https://www.instagram.com/studiomarty/
スタジオマーティ横浜反町HP
➤https://www.studiomarty.co.jp/yokohama-tanmachi/index.html
スタジオマーティ横浜反町Instagram
➤https://www.instagram.com/studiomarty_yokohamatanmachi/
マーティ専用情報サイト『マーティタイムズ』
バレエ総合情報サイト『バレエウィーク』
配信主体
マーティ株式会社(https://www.marty.co.jp/)