金曜日, 11月 22, 2024
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河野未彩 個展「 宙 飛ぶ リンゴ - APPLE in the SKY – 」のお知らせ

この度、HARUKAITO by ISLANDにて河野未彩の個展「宙 飛ぶ リンゴ -APPLE in the SKY-」を開催します。

視覚ディレクター/グラフィックアーティストの河野未彩はこれまでに、視覚効果のある現象に着目した、色彩快楽的な作品を多数発表してきました。
今回の個展では、レンチキュラーの新たな可能性を探求し、曖昧な色や交錯する文字など、抽象と具象のあわいから制作された新作が並びます。

河野未彩 個展「 宙 飛ぶ リンゴ - APPLE in the SKY – 」のお知らせのサブ画像1_©️Midori Kawano©️Midori Kawano

【ステートメント】

幼い頃から「この世のモノを全て挙げて」と言われたら、1番には「リンゴ」と答えると決めていた。
そして周期的にそのことを思い出す。
思考という宇宙空間にリンゴが軌道にのって飛んでいるようだ。

ふと、リンゴが1番な理由を考える。
リンゴを象徴やメタファーにする例はたくさん存在する。
ニュートン、アダムとイヴの禁断の果実、ビートルズ、ルネ・マグリット、スティーヴ・ジョブズ、しりとりの始め、ABCのApple…
わたしを形成してきたものはみんなみんなリンゴだ。

ある人が言った。「宇宙空間にリンゴが飛んでいるらしい」と。
ある人が言った。「宇宙空間にリンゴが飛んでいるはずはない」と。
またある人は言った。「宇宙空間にリンゴが飛んでいないとどう証明できるのか?」と。

私が見ている赤は、あなたが見ているその赤だろうか?
あの言葉はまだ有効だろうか?
そんな非平衡状態の世界の中で、他者と答え合わせをし、周囲の天体と引き合い、それでも誰ともズレてしまう唯一の軌道に乗ることこそが与えられた使命なのだとしたら。

あなたはこの色を何色と呼ぶだろう。
あなたはこの感情を何というだろう。
言葉にならない言葉に、色にならない色に、現象に、名前をつけよう。
このリンゴが宙から落ちた瞬間、新たな秘密が明らかになるかもしれないから。

【展覧会概要】

タイトル:河野未彩 個展「宙 飛ぶ リンゴ - APPLE in the SKY – 」

会期:2024年6月14日(金)- 7月14日(日) ※月、火、水 休廊

会場:HARUKAITO by island

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-12-9 BLOCK HOUSE 2F

http://islandjapan.com/

東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅7番出口より徒歩3分、JR原宿駅表参道口より徒歩10分

開廊時間:13:00〜19:00  (※月、火、水 休廊)

◎入場料:無料

◎主催:アイランドジャパン株式会社

URL :http://islandjapan.com/​​

SNS:

Twitter      @islandjapan

Instagram @islandjapan

【アーティストプロフィール】

河野未彩 個展「 宙 飛ぶ リンゴ - APPLE in the SKY – 」のお知らせのサブ画像2

河野未彩 Midori Kawano

視覚ディレクター/グラフィックアーティスト 音楽や美術に漂う宇宙観に強く惹かれ、2000年代半ばから創作活動を始め、2006年に多摩美術大学プロダクトデザイン専攻を卒業。 主に現象や女性像に着目した色彩快楽的な作品を展開しており、CDジャケットや広告をはじめとするアートディレクションやグラフィックデザイン、ミュージックビデオなどの映像、プロダクト、空間演出など、クライアントワークやコラボレーションも多数手掛けてきた。 宇宙に起こる物質的な現象は、得てして心の中の動きにも共通するものがあるという漠然とした思いを幼少の頃に抱き、それらの「現象」を哲学的に再解釈し可視化することが近年の個人作品の主軸としてある。 多色の影をつくる照明「RGB_Light」は、日米特許取得から製品化までを実現。 作品集「GASBOOK 34 MIDORI KAWANO」をGAS AS INTERFACEより刊行。

http://md-k.net

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