2024年文部科学省選定映画として認定された教育的側面を持ち合わせた鹿児島舞台の新作映画!
新進気鋭の新人映画監督が登場!北京電影学院コンビが完成させた本作に注目!
映画から【命】を考える。忘れない、その一瞬一瞬を。
2022年7月に北京電影学院監督学科を首席卒業した映画監督伊地知拓郎の自身の経験を元にして描いた長編映画『郷(ごう)/英題:VICISSITUDE』が中国でもっとも歴史のある映画祭「上海国際映画祭(Shanghai International Film Festival)」のアジア新人部門に監督賞と作品賞のダブルノミネートされました。
日本人のノミネートは本作のみ。来月(2024年6月)に上海にて上映されます。
歴史ある映画祭にノミネートされ、多くの方に見ていただく第一歩を踏み出すことができました。
【あらすじ】
憧れの野球部に入ったガクはプロ野球を目指し練習に励むが、先輩道添から目の敵にされ理不尽な虐めに遭う。野球の道を閉ざされ居場所を失い、心に深い傷を負ったガクだったが、子どものころによく遊んでいた幼馴染リュウと再会し、幼少期を思い出す。あのころ自分は何を感じていたかと自分に問いかける。
本作は、命の尊さをテーマに、日本の詫び寂びの精神とセンス・オブ・ワンダーを表現し、これらの感性が、社会生活における鬱屈やストレスから人々の心を癒す大きな力を持っていると信じて製作した作品です。
【スタッフ】
監督・脚本・編集 伊地知拓郎(Takuro Ijichi)
プロデューサー 小川夏果(Natsuka Ogawa)
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北京電影学院とは
中国唯一の映画専門の国立大学であり、中国での映画業界の人材の多数が本学院の卒業生である。チェン・カイコーやチャン・イーモウなど錚々たる映画の巨匠たちが名を連ねる。ハリウッド認定校。
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上海国際映画祭とは
1993年に始まった、中国最大級かつ、中国国内で唯一の国際映画製作者連盟 (FIAPF) 公認の長編映画祭 (Competitive feature film festival) 。公式HP:https://www.siff.com/
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監督伊地知拓郎コメント
僕は鹿児島で生まれ育ち、高校を卒業して初めて海外に行ったのが上海でした。中国語も話せない中、ホームステイをし、孤独を感じていたころを思い出し、そんな思い出深い場所でこのような栄誉ある機会を頂き、とても感慨深く、映画作りを続けてきて良かったと思いました。この作品をたくさんの方に観て頂き、心が救われたり、少しでも人生の活力になったら嬉しいです。
プロフィール:鹿児島県出身。2022年7月北京電影学院監督学科卒業、現在、鹿児島を拠点に制作活動に取り組む。兄は美術家の融民。
監督・脚本・編集に加え、撮影や音楽制作も行う。主にアジアとの合作作品に監督として多数携わっている。
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プロデューサー小川夏果コメント
2019年に監督伊地知と同じ北京電影学院へ1年留学し、そこで監督伊地知と出会い、映画「郷」の制作が始まりました。当時監督は21歳、2020年12月に鹿児島でクランクインし、学生インディペンデント作品としてどこまでできるか挑戦でした。運よくドイツ製機材メーカーARRI社のサポートプログラムに選ばれ、スポンサーシップを締結してもらうことができ、鹿児島県内様々な場所で1年間かけて日本の四季を追い撮影することができました。命の尊さをテーマにした”命を見据えた映像美”は私自身もお気に入りで、たくさんの方に観てもらいたいです。自然にこだわり、キャストにこだわり、制作に時間はかかりましたが、諦めずに監督のこだわり抜いた結果がこのような形として評価されたことが、何よりも有難く、ご協力下さった方々には感謝してもし尽せません。
プロフィール:熊本県出身。同志社大学法学部卒業。某銀行法人営業部就職を経て、2011年女優としてデビュー。代表作品はTVドラマ・映画「信長協奏曲」、「刑事7人」、「TEAM -警視庁特別犯罪捜査本部-」、伊藤園CM「水出し抹茶入り お〜いお茶」など。現在、鹿児島を拠点に総合芸術制作会社Letheany&Co.を設立し、芸能芸術分野における人材育成に取り組んでいる。