金曜日, 11月 22, 2024
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ヘラルボニー契約作家10人が、講談社のシンボルマークを彩る

多様な文化の「交差点」を10種類の「K」で表現

株式会社ヘラルボニー(代表取締役Co-CEO:松田崇弥・文登)は、障害を絵筆に変えて生きる作家たちの物語を世界に届け、自由で多様な価値観の醸成に貢献することを目的として、5月23日より株式会社講談社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野間省伸)とスタートします。

この取り組みは、講談社の「おもしろくて、ためになる」物語の世界への発信を目指したグローバルパーパス「Inspire Impossible Stories」と共に誕生したシンボルマークを、ヘラルボニーの契約作家たちの作品で彩るものです。シンボルマーク「K」は講談社の頭文字「K」をあしらいデザインされており「読者・ユーザー」と「作り手」、「日本」と「海外」など「さまざまな交差点」を表現しています。

当社にとってこの取り組みは「クリエーションを世の中に放つ、講談社の物語」であると同時に「障害を絵筆に変えて創作活動をしている、作家の物語」でもあると考えています。今回のオリジナルアート発信の先には、これまで誰も想像もしなかった新しい未来が待っているはずだと信じています。障害に対する社会の認識を今までになかった方法で変えていく、講談社との取り組みから生まれる新たな展開にご期待ください。

■10色シンボルマークと10人の作家たち

1【白】

独自の文字をノートに書き綴ったタイポグラフィを白として起用。複数枚から特徴的な箇所を組み合わせて構成。

2【黒】

黒のボールペンで紙面を埋め尽くす作品を多数もつアーティストの、作風を象徴する黒い丸モチーフでマークを表現。

3【桃】

アニメに登場する城をテーマに緻密な構成と鮮やかな色使いで描かれた作品の、有機的な三角形と四角形でマークを形成。

4【赤】

ヘラルボニーを代表する作家の1人。創作活動の副産物として生み出される極彩色の絵から、色を抽出して赤を表現。

5【橙】

アクリル絵の具で花を描き続けるアーティストの「ルドベキア」と「ハイビスカス」を描いた2作品を組み合わせて配置。

6【黄】

独自の視点と強烈なこだわりにより繰り返されるカラフルな四角モチーフの中より、一番小さな表現を抜き出し再構築。

7【緑】

緑を中心にした色使いで描かれた異なる2作品の組み合わせ。絵具を手につけて描いた時に生まれるタッチを活かして表現。

8【空】

さまざまな青を使用するアーティストの作品の色彩を再配置。ペインティングナイフで描かれた質感をそのままに残している。

9【紺】

ヘラルボニーを象徴する作品の一つ。青色のマジックペンを用いて描かれた、点描や細い線の集積との組み合わせ。

10【紫】

紙面を埋め尽くすようにいっぱいに描くアーティストの作品より。無数の小さなモチーフがシンボルマークを形作る。

講談社の「K」をあしらい、「おもしろい」と「ためになる」のほか、「制作者と読者」や「日本と世界」「伝統と革新」など異なるものが混ざり合う「交差点」を表現した10色のシンボルマークです。

■起用作家

(上段左から  marina、鵜飼裕之、大家美咲、岡部志士、福井将宏 /下段左から fuco:、鈴木広大、伊賀敢男留、工藤みどり、南保孝)

■コンセプトムービー

https://www.youtube.com/watch?v=XI9egjBYa4I“>

■今後の展開

自由で多様な価値観の醸成に貢献することを目的とした、講談社との取り組みは、今後も継続的に行う予定です。具体的には、今回の「シンボルマークのオリジナルデザイン」を皮切りに、当社契約作家のアートで合計10種類のシンボルマークを活用したノベルティの制作や、街への掲出などです。ヘラルボニーは講談社とともに今後も「クリエイティブがあらゆる境界を超える物語」を紡いで参ります。

■特設サイト

https://www.kodansha.com/jp/heralbony/

<STAFF>

クリエイティブディレクター:桑山知之(ヘラルボニー)

プランナー:大門倫子(ヘラルボニー)

プロジェクトマネージャー:吹田奈穂子(ヘラルボニー)

ビジネスプロデューサー:泉雄太、小林恵(ヘラルボニー)

アートディレクター:古谷萌(Study and Design)

デザイナー:鑓田佳広、小島幸菊(plug)

レタッチャー:桜井素直(scab.)

映像ディレクター:小松好幸(POWER GRAPHIXX)

【株式会社 講談社】

創業115年目の総合出版社。

初代社長野間清治が掲げた創業精神 「おもしろくて、ためになる」 を理念に、出版を通し、人々の暮らしの役に立ち、心の豊かさに寄与する出版活動を行っている。会社のパーパスである「Inspire Impossible Stories」 は、「物語の作り手と受け手の両者に新たな発見や創造性を提供し=Inspire、あり得ない、見たこともないような=Impossible、物語を生み出し、その物語がさらなる見たこともない現実を作る=Stories」 を表す。国連が世界中の新聞社や出版社、放送局などとSDGs活動を推進させる目的で設立した「SDGsメディア・コンパクト」へも加盟し、世界レベルでの文化の向上と平和で豊かな社会の実現に向けて活動を行う。

コーポレートサイト:https://www.kodansha.com/jp/

【株式会社ヘラルボニー概要】

ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる異彩作家とともに、新しい文化をつくるアートエージェンシーです。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。アートを纏い社会に変革をもたらすブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.

所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38

代表者:松田 崇弥、松田 文登

コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp

オンラインストア:https://store.heralbony.jp/

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