第91回 日本ダービーPR発表会
日本中央競馬会は、2024年5月26日(日)に開催される「第91回 日本ダービー(GⅠ)」に先駆け、JRA年間プロモーションキャラクターを務める俳優の佐々木蔵之介さんと見上愛さん、そして騎手の武豊さんをお迎えし、
「第91回 日本ダービーPR発表会」を、5月20日(月)に都内で開催しました。当日は、抽選で選ばれた競馬ファン約200名も観覧し、発表会終了後には樽酒のふるまいも行われました。
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佐々木蔵之介さん、ダービーらしい衣装の見上愛さん、武豊さんが登場!
発表会冒頭では、司会進行を務める、2018年から4年連続で日本ダービーの実況を担当し、長年に渡り競馬シーンの第一線で活躍するアナウンサーの福原 直英さんの呼びかけで、 佐々木さん、見上さん、武さんが登壇しました。
ダービーらしいローズ柄の晴れやかなワンピースをまとった見上さんは、JRAのマスコットキャラクター「ターフィーくん」にエスコートされて入場。客席に向かって一礼して降壇する紳士的なターフィーくんに、見上さんが笑顔で「ありがとう~」と声をかける姿に、会場はほんわかとした雰囲気に包まれました。
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鏡開きで華やかなお祝いムード一色に
2024年は、JRA創立70周年のアニバーサリーイヤーで、昨年に90回を迎えた日本ダービーは、今年で91回目を迎えます。そこで、新たな出発や区切りに際して、健康や幸福、成功などを祈願し、その成就を願う鏡開きを、佐々木さん、見上さん、武さんに行っていただくことになりました。
会場の皆さまも声を合わせ、「3!2!1!よいしょー!」の大きな掛け声とともに、3名は笑顔で木づちを振り下ろし、鏡開きが行われました。
鏡開きを行った酒樽のデザインは、3名が監修していたことが説明されました、佐々木さんは「ダービー(をイメージした)赤をベースにして、ちょっと華やかな感じにしました」とこだわりを明かし、見上さんは「3人それぞれがこういう要素を入れたいですとお話をして、それをまとめてくださったんですけど、見事に全部組み込まれていて。私は目のハートを希望しました。入れていただいてありがとうございます」と感謝。武さんは「ダービーは世界のいろんなところであるんですけど、バラがモチーフになってるので、赤がやっぱりいいなと思います 」と感想を述べ、華やかなお祝いムード一色となりました。
続いて、鏡開きにちなみ、「これだけは成就したい!」ことについて聞かれた佐々木さんは、56歳の誕生日から始めたSNSで56個の挑戦をすると公言しているが、3つか4つしか実現していないことを明かし、「全然消化できていないので、なんとかやりたい」と意気込みを見せました。見上さんは、「私は英語です。これから挑戦したいなと思っていて。(CMの)撮影中に(長澤)まさみさんとお話してる中でも、英語をやっておいた方がいいよというお話があったので、喋れるようになりたいなと思ってます」と明かし、武さんは「騎手は38年目ですが、挑戦し続けさせてもらっている。ダービー7勝目を成就したいです」 と、ダービーへの意気込みを見せました。
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武さんが伝説のレースを解説 日本ダービーの魅力を語る!
ここからは、3名によるトークセッションに。トークテーマは、酒樽を割ると出てくる風船に書かれて発表されました。
最初に酒樽を割ったの佐々木さん。出てきた風船には、「日本ダービーの魅力」と書かれていました。佐々木さんは、「震災復興への想いが込められた2013年の『キズナ』ですね。みんなに勇気や希望をくれたこのダービーが印象に残っています」と語りました。
また、一昨年も昨年も日本ダービーを現地の東京競馬場で観戦したという見上さんは、 「現場の一体感とか興奮の仕方が、感じるものがすごく多かったので、それがすごい魅力かなと思います」と競馬場観戦の興奮を語り、歴代最多の6勝の記録を持つダービーを知り尽くした武さんからは 、 「ダービーは僕自身も近づくとワクワクしますし、子供の頃から1番好きなレース。こうやって今自分が乗れるというのは嬉しいですね」とダービーへの思いを明かしました。
佐々木さんが記憶に残っているダービー馬として「キズナ」の名前を挙げたことから、キズナが優勝した2013年の第80回日本ダービーのレース映像を、騎乗した武さんの解説付きで鑑賞することに。レアな体験に、観覧した200名の競馬ファンも食い入るように映像を見つめ、武さんの解説に聞き入っていました。
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武さんが騎乗を実演 佐々木さんも騎手体験!
ここで、時代劇などで乗馬の経験があるという佐々木さんから、騎手の乗り方は通常の乗馬とはまったく異なるため、「どうやって乗っているんですか?」と質問が。ステージ上にリアルな馬(のロボット)がいることから、なんと実際に武さんが実演しながら解説し、佐々木さんも騎手としての騎乗体験をすることになりました。
白毛の馬ロボに乗った武さんは、「(白毛で知られる)ソダシに乗ってみたかったですね」と語りながら実演。武さんにアドバイスを聞きながら騎手になりきった前傾姿勢を披露した佐々木さんは、冗談交じりに「いけるな・・・」とつぶやき、会場を沸かせました。
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東京競馬場の魅力を語る 見上さんは大きな馬のぬいぐるみとの写真を披露!
続いて見上さんが、次のトークテーマの書かれた風船の入った酒樽を割り、ダービーの開催される「東京競馬場の魅力」について語っていただくことになりました。
見上さんは、以前にCM撮影で訪れたという女性専用スペース「UMAJO SPOT」について紹介してくれました。撮影の際に「UMAJO SPOT」で大きな馬のぬいぐるみと撮った写真も披露し、「思わず一緒に写真を撮っちゃいました!」と弾ける笑顔を見せました。また、 「UMAJO SPOT」 に興味津々の佐々木さんには、「おいしいスイーツもあります」とアピールしていました。
他にも、日本ダービーが開催される時期に例年見ごろを迎える「ローズガーデン」も紹介され、レースだけではない東京競馬場の魅力が紹介されました。
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武さんに競馬ファンから質問 ゲン担ぎのルーティンは「まったくない」と明かす
トークコーナーの最後となる武さんのテーマは「質問コーナー」で、来場いただいた競馬ファンのみなさまから募集していた質問に答えていただきました。
最初は「レース前にゲンを担ぐルーティンはありますか?」という質問でした。武さんは「まったくないんです。その日その日で、飲むものも食べるものもまったく決めてないです」と驚きの事実を明かすと、佐々木さんも、以前は舞台の初日は赤いパンツを履いてゲンを担いでいたが、衣装が白い時をきっかけにやめたと語り、同じく「まったくない」という見上さんは、「これを機にみんなで(考えましょうか?)」と提案していました。
続いての質問は「いつまで挑戦したいですか?」というもの。武さんは「(騎手生活)38年になるんですが、1回も飽きることがない。楽しいんですよね。ずっと続けばいいなって自分では思ってます」と答え、会場を沸かせました。それを聞いた佐々木さんは、「(自分は)ずっと楽しいかどうかはわからない。武さんは、努力はされているんですけど、柔らかな自然体でいられるのがすごい。やはりレジェンド」と感心しきり。見上さんも、「常に努力を努力と捉えていない感じがしていて、好きだからやってるんですってというしなやかさとか、強さみたいなもの(を感じる)。こういう大人になっていきたい」とあこがれのまなざしを見せていました。
イベントも終わりを迎え、最後に佐々木さんは「今回のダービーは初めて(東京)競馬場に行かせていただきます。 10万人に近い観客の皆さんと、ぜひ新しいヒーローを目撃したいと思っています」、見上さんは「今回のレースを見たことは、私がおばあちゃんになった時も、 きっと後世の人に自慢していけると思っています。その瞬間に立ち会えることがものすごく嬉しいです」、武さんは「ダービーは特別なレースで、この仕事の励みになるレースです。あと1週間切り、 こう見えても緊張してますんで。(史上初となるダービー)7勝目を目指して頑張りたいです」と、それぞれが抱く今年の日本ダービーに寄せる期待を述べ、約200名の競馬ファンの拍手に送られ、壇上をあとにしました。
このあと、来場されたみなさまにはふるまい酒が用意され、貴重なトークなどとともに満足の表情で会場をあとにしました。
《発表会実施概要》
■日 時 : 2024年5月20日(月)
■会 場 : 神田明神ホール(東京都千代田区外神田12ー16ー2 神田明神文化交流館2F)
■登壇者 :
佐々木蔵之介さん
見上愛さん
武豊さん
福原直英さん
ターフィーくん
※馬ロボ
■内 容 :
・佐々木さん、見上さん・武さんによる鏡開き
・「日本ダービーの魅力」についてのトーク、武さんによるレース解説
・武さんによる騎乗解説、佐々木さんによる騎乗体験
・「東京競馬場の魅力紹介」についてのトーク
・武さんへの質問コーナー