映画『はらむひとびと』に、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』『マッサン』、NTV『あなたの番です』等、数々の作品に出演する実力派俳優の浅香航大と、映画『茶飲友達』やWOWOW『沈まぬ太陽』など舞台や映画など幅広く活動する磯西真喜の出演が決定しました。
本作は、近年ニュースで報道される「幼児閉じ込め事件」を題材に、働く人々の人生と「あるべき子育ての形」を考えたいという願いから作られた、社会派サスペンス映画です。第35回東京国際映画祭やカンヌ国際映画祭での上映経験を持つ映画監督の中嶋駿介氏を筆頭に、数々の作品や映画祭で実績を積んでいる20~30代の若手映画スタッフが集まり、現在は撮影に向けて鋭意準備中です。
◆ 浅香航大・出演コメント
自分自身も30代に差し掛かりました。
今だからやれることを、現代社会に生きる一人として、当事者意識を持ちながら向き合います。
少しでも、社会の未来への希望に繋がる作品になれば、と思います。
《プロフィール》
1992年8月24日生まれ、神奈川県出身。2008年より俳優活動を始め、映画『桐島、部活辞めるってよ』(2012)、『南瓜とマヨネーズ』(2017)、『見えない目撃者』(2019)、『劇場』(2020)、『あなたの番です 劇場版』(2021)、ドラマではNHK連続テレビ小説「マッサン」(2014)、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(2017)、NTV「あなたの番です」(2019)、TX「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(2020)、YTV「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」(2022)、NHK BS時代劇「大富豪同心3」(2023)など多作品に出演。
◆ 磯西真喜・出演コメント
今の世の中、いつも何かに追い立てられていると感じる…のは、私だけ?
人の心は踏ん張りがきくようで、簡単に壊れもする。
壊れていることに気付かず必死にもがき、崩壊する。
あちこちの日常で起きていることのように思う。
この作品が一人でも多くの方の心に届きますように。
他人事ではなく、皆で感じ考えてゆくためにも。
《プロフィール》
1962年生まれ、東京都出身。円・演劇研究所を経て1986年演劇集団円会員へ昇格。円公演のほか、舞台、映画、ドラマ等で幅広く活躍。主な出演作に、舞台『朽ちるまにまに』、『アンコールの夜』、『ペリクリーズ』、映画『東京家族』、『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』、『茶飲友達』、ドラマ『沈まぬ太陽』(WOWOW)、『フルーツ宅配便』(TX)、『恋なんて、本気でやってどうするの?』(CX)『悪女について』(NHK)など。
◆ 映画『はらむひとびと』あらすじ
専業主婦の乾 亜湖は、35歳。母親3年目。
365日、愛する子どもと2人きりの家。
幸せで満たされるはずのその場所で、いつしか息ができなくなっていた。
そんなある日、高校の同級生である真山 郁美と再会する。
有名な夫を持ち、広告会社でキャリア構築真っ最中の郁美。
予期せぬ妊娠してしまったことを、子ども嫌いな夫に言えずにいた。
互いの痛みに吸い寄せられるように、再会した2人。
亜湖から郁美へ、郁美から亜湖へ。
互いのSOSが、初めて届いたとき。
2人は、どこかで歪んでしまった“幸せ”を取り戻そうと走りだす。
わたしたちなりの“幸せ”まであと少し―――。
そんな2人の前に立ちはだかる悲劇。
「あっちゃんはさ、子供産んでよかった?」
「いくちゃんは……産むの?」
女として、妻として、母として、人間として、
2人が辿り着く“幸せ”とは……。
◆ スタッフ・キャストクレジット(5/14 現在)
主演:相馬有紀実、瀬戸かほ
出演:浅香航大、前原瑞樹、磯西真喜、中野周平(蛙亭)、石本径代、中野健治 他
監督:中嶋駿介
脚本:富安美尋
撮影:角洋介
助監督:小池匠
制作:坂牧良太
プロデューサー:亀山睦木、相馬有紀実、中嶋駿介、村地洋祐
製作:ふぇろーず
制作:PIE with Films.合同会社
制作協力:株式会社キネマトワーズ
©️映画『はらむひとびと』製作委員会