これまで地道なシングルリリースに留まっていながら、業界の一部で次第に注目を集め、今年の中津川SOLAR BUDOKANにも無名ながら出演を果たしたHIP-HOPユニットDUCK HOUSEが11月3日(金祝)にNEWシングル「文化的不感症」をリリース。本作は生バンドの演奏によって生み出される極上のグルーヴと英語については教鞭を執る実力を持つSOMAOTAによる圧倒的にオリジナルなフロウで、日本のヒップホップ界のネクストステージを示唆するクオリティーに仕上がっている。
SOMAOTAによる作品にこめた思い
テクノロジーの進歩で便利さが追求された社会の中で、私たちは大量の情報・大量のモノに囲まれています。何を選ぶにしても選択肢は無限大な現代で、それ故に「何も選べない」「何を選んでもしっくりこない」「心の底から何かを欲する事ができない」人が増えていると感じます。
退廃的なギターサウンドと終末を予感させる怪しいピアノリフが特徴的な『文化的不感症』という曲を聴きながら一度、自分の生活を見つめなおしてほしいです。「自分にとって大事なものは何か」「気づかぬ間に他人の眼鏡をかけて生活を送っていないか」。
今後、誰もが『文化的不感症』を脱出して、感度を取り戻した世界で生活を送れるようになる事を強く願っています。
作品概要
アーティスト:DUCK HOUSE, SOMAOTA
タイトル: 文化的不感症
リリース日:2023年11月3日(金)
レーベル : StyleBook
1. 文化的不感症
作詞:SOMAOTA
作曲:DUCK HOUSE
Rec, Mix, Master:Wataru Kokei
プロフィール
SOMAOTAー1999年神奈川県川崎市生まれ/ラッパー/トラックメイカー。
HIPHOPのメインイメージであるギャングスタ/ドラッグ/パーティーとは真逆のスタイルで、タバコもドラッグも酒もやらずに朝は必ず7時起き、自身の生活スタイルを”LIFE STYLE MAFIA”と呼ぶ。「生活と音楽は不可分である」という思想の元、生活の中で感じる違和感や疑問を楽曲の中に落とし込んでいる。大学卒業後は大阪・大国町の謎の音楽シェアハウス”DUCK HOUSE”(後述)に移住。この音楽シェアハウスを基盤に多様なミュージシャンと繋がり日夜制作に励む。また、関西のHIPHOPコレクティブ Black petrolのMCとしても活動している。
DUCK HOUSEー2022年4月にスタートした大阪/大国町のシェアハウス兼音楽プロジェ クトの名称。メンバーは乾拓也(Bass/Composer)/青海(Piano/Synth/Composer)と SOMAOTA(Rapper/Trackmaker)の3名。各自ジャズ/ファンク/HOPHOPを通過してブラックミュージックとポップネスの共存を模索、ライブハウスとクラブの懸け橋的存在を目指している。3人とも勿論ナードだが楽器/ラップの巧みさと音楽を制作する/演奏する時の爆発力は段違い。Dino.Jr/TAMIWなど多様なミュージシャンに愛され今日もDUCK HOUSEは多くの人が出入りしている。
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The Orchard Japanは、音楽配信とアーティスト&レーベルサービスにおけるテクノロジーを駆使したディストリビューター。
ニューヨークに本社を置き、世界45以上の市場でアーティストがグローバルに活躍し、最大限のパワーを発揮するための多角的サポートをしている。