俳優の平川丈(20)が、10月15日スタートのTBS系日曜劇場「下剋上球児」(鈴木亮平主演、日曜・後9時)でドラマデビューを飾った。
強豪校を破り、2018年夏の甲子園に初出場した三重県立白山高をモデルにしたフィクション。大学まで野球一筋だった越山(えつざん)高の社会科教師(鈴木)が、地元有力者の孫で名門クラブチームのエースの入学をきっかけに、廃部寸前の弱小野球部の顧問に就任し、部員たちと甲子園を目指す。
平川は、鈴木亮平演じる南雲役の幼少期時代に出演。半年間かけて行われた高校球児役の演技審査、野球の実技審査のオーディションには落選したが、個性やスキルが目に留まり、出演が決まった。
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Q.ドラマ出演が決まった時の率直な気持ちは?
ここまで支えてくれた方々に嬉しい報告ができる、俳優の姿を見せることができる喜びがありました。あと役で坊主にした後の生活が楽しみでした。
気づけば肩に力が入ってしまうので落ち着きはなかったと思いますが、今まで得たものを作品に込めていきたいと思いました。
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Q.これからはどんな俳優を目指していきたいか?
自分にも作品にも正直な俳優になりたいです。
自分ならではの味を追求していきたいし、正直に思った事、感じた事を蔑ろにしない気持ちの強さは持ち続けたい。たとえ間違ってても10人がやるような芝居よりクスッと笑える一瞬の魅力を引き出せるようになりたい。
(ドラマデビューは)夢のように嬉しいですが、まだスタートラインに立ったばかりなので、今回を機に自身をより知ってもらえるよう精進していきます。
撮影/御座岡宏土
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平川丈(ひらかわ・じょう)●2002年11月28日生まれ、千葉県出身。
2020年より芸能活動を本格的にスタート、TBS日曜劇場『下剋上球児』でドラマ初挑戦、當山みれい『sugar spot』MV 彼氏役(2022)、舞台『ボクから君におくるもの』 ベン役(2023)などに出演。each other所属