マーティバレエダンサーズが10月1日、小田原三の丸ホールにて開催された『音と舞うオータムコンサート』に出演。
弦楽器やピアノ、フルートなどの生演奏とバレエ『白鳥の湖』のコラボレーションで会場を沸かせました。
【バレエウィーク 公演レポート】https://www.ballet-week.com/report/martyballetdancers/autumconcert-swanlake/
MBD(マーティ バレエ ダンサーズ)とクラシック音楽の生演奏が織りなす『白鳥の湖』
クラシック音楽のコンサートにバレエが融合した「音と舞うオータムコンサート」が、昨年に引き続き今年も開催されました。MBD(マーティバレエダンサーズ)のダンサーがクラシック音楽コンサートの舞台をより華やかに彩り、生演奏の迫力はもちろん、視覚的にも音楽を楽しめる贅沢な公演となりました。
バレエとのコラボレーションは、第2部後半のピュートル・チャイコフスキー作「バレエ音楽『白鳥の湖』」。4名の演奏者に、東京シティバレエ団の遠藤玲音さんと、Marty Ballet Dancersの9名のダンサーが加わり、『白鳥の湖』の世界を新しい形で表現しました。
曲は作品内4曲抜粋のハイライトでのお届けで、最初の曲「情景 白鳥たちの登場」の場面では、王子が白鳥オデットを探すシーンが、まるで湖畔にいるかのように感じられました。
続く「4羽の白鳥の踊り」は『白鳥の湖』の中でも大変有名な楽曲であり、振り付けです。息の合った4羽の白鳥の踊りに、観客席からは盛大な拍手と喝采が沸き起こりました。
メインの曲となる「王子とオデットのパ・ダクシオン」ではその切ない愛の踊りに会場は吸い込まれ、桜庭桃子演じるはかないオデットを、遠藤玲音演じる若き王子が優しい空気で包み込むという二人の踊りが印象的でした。
最後は、村娘たちの可愛らしく軽やかなワルツで『白鳥の湖』の幕が閉じました。
最後のアンコールでは、バレエ作品 『くるみ割り人形 』より「花のワルツ」を披露。軽快で優雅な演奏にバレエダンサーが花を添え、より華やかになり、観客を魅了していました。
このコンサートは、コロナ渦を経て、昨年は客席を半数に制限して数年振りに開催されていましたが、今年から客席を全て開放し、多くのお客様が楽しめるコンサートとなり、再び戻ってきました。演奏者、ダンサー、観客とすべての人々が心豊かに、笑顔になる瞬間となっていました。
MBD(マーティ バレエ ダンサーズ)について
https://www.marty-balletdancers.com/
マーティ バレエ ダンサーズとは、スタジオの施工やバレエ用品販売の他、全国でのバレエスタジオ運営にてこどものバレエ教育からプロ育成まで、そして公演やコンクール運営など、バレエに関する活動を広く行っているマーティ株式会社が主催しているプロバレエダンサーのグループです。様々な公演への出演や、バレエ教師としてバレエを広める活動などを行い活躍しています。ディレクターはロシア国立モスクワクラシックバレエ団出身の吉田むつき、そしてアシスタントディレクターは米国ピッツバーグバレエシアターで活躍した竹内大祐が勤め、今まで多くの作品を手掛け、バレエの舞台のみならず多くの公演やフェスティバルで作品を披露しています。
公演詳細
https://ooo-hall.jp/event/20231001.html
[日程] 2023年10月1日(日)14:30~16:30(14:00 開場)
[会場] 小田原三の丸ホール (神奈川県小田原市本町1丁目7-50)
[出演]
碓井志帆(ヴァイオリン)
海野幹雄(チェロ)
海野春絵(ピアノ)
大澤明子(フルート)
【東京シティバレエ団】
遠藤 玲音
【マーティーバレエダンサーズ】
桜庭 桃子、野崎 沙帆、岡村 弥玖、窪田 菜々子、多田 莉紗、
古川 茉奈、牧 恵理子、内海 里菜、笠置みなこ
[曲目]
ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲 作品437
ヨハン・セバスティアン・バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV 1007 プレリュード
アントニン・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第10番 作品72-2
グスターヴ・ホルスト:組曲「惑星」作品32より 第4曲「木星」
フランツ・リスト:愛の夢 第3番 S.541
尺八演奏:作曲者不詳 古典本曲「鶴の巣籠」
パブロ・デ・サラサーテ:カルメン幻想曲 作品25
ピョートル・チャイコフスキ―:バレエ音楽「白鳥の湖」作品20より抜粋
[主催 / 問い合わせ先]
碓井 淑美
TEL:090-6565-4142
Mail:usuiz@nifty.com
配信主体
マーティ株式会社(https://www.marty.co.jp/)