男性版『白鳥の湖』の熱狂から5年。全英を虜にした鬼才マシュー・ボーンの野心作『ロミオ+ジュリエット』が、2024年4月・東急シアターオーブにて日本初上演!この度、公演スケジュールとチケット詳細情報が解禁。10月21日(土)からチケット最速販売開始。
最も残酷で痛ましく、そして最もセクシーな「ロミオとジュリエット」
白鳥を男性ダンサーたちが演じた『白鳥の湖』など、古典を大胆な解釈で再構築してきた英国の鬼才マシュー・ボーンが2019年世に放ったのは、言わずとしれたシェイクスピア悲劇の名作「ロミオとジュリエット」。ストレートプレイはもちろん、ケネス・マクミラン振付によるクラシックバレエの名作、そしてミュージカルも人気を博した「ロミオとジュリエット」は“マシュー・ボーン・マジック”によって人々の期待を裏切らないスリリングでスタイリッシュな作品として大ヒットとなった。
クラシックバレエ版と同じくプロコフィエフの音楽を使いながら、もちろんただの「ロミオとジュリエット」ではない。舞台は14世紀のイタリアではなく、近未来。反抗的な若者たちの矯正施設“ヴェローナ・インスティテュート”で物語は繰り広げられる。対立するモンタギュー家とキャピュレット家という存在は無いが、理不尽な抑圧の中で若者たちが抱える生きづらさは共通のテーマだ。
原作ではジュリエットに密かに想いを寄せる従兄のティボルトは、ここではジュリエットを蹂躙する看守であり、二人の恋人たちを支援するローレンス神父は女性に変わっているものの頼れる存在のまま、そしてロミオの親友であるマキューシオはゲイとして描かれていたりと、マシュー・ボーンならではの“ずらし”を発見するのも楽しみの一つかもしれない。
2022年秋、ダンスの殿堂として知られるロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場との共同製作作品として本作の新たな始動が発表された。2023年夏に開始される英国内ツアー、アメリカ、フランスツアーを経て2024年春、待望の来日が実現する。マシュー・ボーン作品の日本での上演は、2019年の“新演出版”『白鳥の湖』以来5年ぶりとなる。
これまでのニュー・アドベンチャーズ来日公演でおなじみの顔ぶれも多いキャスト陣による本作はマシュー・ボーンファンにとって必見といえるだろう。
ROMEO AND JULIET by Bourne, , Director and Choreographer – Matthew Bourne, Designer – Let Brotherston, Lighting – Paule Constable, Rehearsal Images, Three Mills, London, 2023, Curve Theatre, UK, Credit: Johan Persson/
公演は2024年4月10日(水)~21日(日)まで東急シアターオーブにて上演。チケットはホリプロステージにて10月21日(土)13:00~最速販売開始。上演時間は1時間50分 (休憩含む)予定。
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演出・振付:マシュー・ボーン からのコメント(※再掲)
▮マシュー・ボーン(演出・振付)
新作として「ロミオとジュリエット」に取り組むことには長年ためらいがありました。これほど多くのバージョンが上演されている原作からこれ以上新しいことができるのだろうか?と考えたからです。
しかし、2019年に始まった英国全土の若い才能を育成するプロジェクトの中にインスピレーションを得ることになりました。私がいつも仕事をしている世界的なクリエイティブ・チームに、新進気鋭のクリエイターやキャストを迎えて、素晴らしい作品を創ることができました。そして、それは予想外の大ヒット作となったのです!
この作品がニュー・アドベンチャーズのレパートリーとして再演を果たし、若者たちの力強い愛の物語を皆さまにお届けできることを大変楽しみにしています。
<Sir Matthew Bourne OBE マシュー・ボーン >
1960年、ロンドン生まれ。英国で最も人気があり、成功している振付家、演出家として名高い。代表作『白鳥の湖』はバレエの興行史上最長のロングランを記録し、ローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞をはじめ30以上もの賞に輝いた。
ラバン・センター(現在のトリニティ・ラバン)でダンスを学んだ後、1987年、最初のカンパニーであるアドベンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ(AMP)を設立した。2002年、AMPを発展させた形でニュー・アドベンチャーズを立ち上げ、国内外で人気を博す作品を発表し続けている。
代表作は『白鳥の湖』の他、『ザ・カー・マン』『くるみ割り人形』『プレイ・ウィズアウト・ワーズ』『愛と幻想のシルフィード(原題:ハイランド・フリング)』『シザー・ハンズ』『ドリアン・グレイ』『眠れる森の美女』『シンデレラ』『赤い靴』など。
2020年コロナ禍の中来日が中止となった『赤い靴』を除いて、いずれも日本公演を行っており、国内に多くの根強いファンが存在している。また、『オリバー!』、『マイ・フェア・レディ』(オリヴィエ賞受賞)、『南太平洋』、『メリー・ポピンズ』(オリヴィエ賞受賞)、など名作ミュージカルのリバイバル上演でも振付を手掛けている。
2001年には英国王室よりOBE(大英帝国四等勲士)を叙勲。2016年にはナイトの称号を授与され、ダンス界への多大なる貢献によりエリザベス女王戴冠賞を受賞している。
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公演スケジュール&チケット詳細
<公演スケジュール>
期間:2024年4月10日(水)~21日(日)
会場:東急シアターオーブ
主催:ホリプロ/TBS
企画制作:ホリプロ
後援:ブリティッシュ・カウンシル
<チケット料金>
特典付SS席*:平日15,000円/土日16,000円
S席:平日13,000円/土日14,000円
A席:平日11,000円/土日11,500円
B席:平日/土日共通8,000円
C席:平日/土日共通5,500円
*特典については近日発表予定
(全席指定・税込)
<販売スケジュール>
【ホリプロステージ抽選先行】
10月21日(土)13:00~10月29日(日)23:59
抽選日:11月1日(水)
【ホリプロステージ先着先行】
ゴールド会員)11月4日(土)10:00~12月3日(日)23:59
レギュラー会員)11月4日(土)11:00~12月3日(日)23:59
【一般発売】12月6日(水)11:00
【Yシート(20歳以下限定・2,000円)】12月11日(月)17:00~12月17日(日)23:59
※注意事項※
抽選先行にお申込みご希望の場合はホリプロステージゴールド会員にご入会(年会費10,000円)、もしくはホリプロステージレギュラー会員(無料)にご入会の上抽選先行チャージ制度をご利用ください。
■ホリプロステージゴールド会員/レギュラー会員について>>https://horipro-stage.jp/member/
■抽選・先着先行/Yシートについて>>https://horipro-stage.jp/mbrj2024-ticketinfo/
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公演概要
<キャスト>
ニュー・アドベンチャーズ
<スタッフ>
原作:ウィリアム・シェイクスピア
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
演出・振付:マシュー・ボーン
美術・衣裳:レズ・ブラザーストン
照明:ポール・コンスタブル
音響:ポール・グルースイス
オーケストレーション:テリー・デイヴィス
<ストーリー>
近未来、反抗的な若者を矯正する教育施設“ヴェローナ・インスティテユート”。そこでは厳しい監視下で自由を奪われた若者たちが男女の接触を禁じられて暮らしていた。暴力的な看守ティボルトのハラスメントにおびえるジュリエット、有力政治家の両親から見放されて施設に入れられたロミオ。施設で出会った2人は瞬く間に恋に落ち、看守の目を盗んで逢瀬を重ね、仲間たちに祝福されながら愛を誓いあうのだった。しかし幸せもつかの間、突如酒に酔ったティボルトが銃を振りかざして現れ、乱闘のあげく仲間の一人マキューシオが命を落としてしまう。怒りに燃えるロミオとジュリエットたちはティボルトに立ち向かうも、さらなる悲劇が彼らを待ち受けていた…。
マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』
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