最終日となる3日目! Awesome City Club、松下洸平、岡崎体育、wacciらが出演!
米どころの長岡。地元の名産などを味わえる飲食エリアは「米」に関連するものが充実していた。中でも米フェスのキャラクター、DJ米三郎が店長を務めるブースには、ふっくらと焚き上げた長岡市の新米コシヒカリに、すじこ、鮭など定番の具材から、越後の伝統的な甘辛みそ「神楽南蛮みそ」を握った珍しいものも。男女幅広い層が、おむすびとの相性抜群のアユの塩焼き、豚汁などと共にほおばっていた。うどんの人気店・つるとんたんが地元の大学生と企画したピリ辛麻婆のおうどんのほか、鰹出汁のカヌレ、カレーパンなどメニューに行列ができる時間帯も。このフェスでしか味わえないメニューは完売しているもの多数あった。スイーツを扱うキッチンカーもあり、初日に出演した長岡出身・在住のデュオ、ひなたとコラボレーションしたクレープの販売も行われていた。
日本一の大河・信濃川が市の中央を流れる長岡には、16の酒造がありその数は全国2位を誇る。フードエリアの一角には、朝日酒造の「久保田」や吉乃川酒造の「吉乃川」など老舗の日本酒のほか、「越乃白雁」の中川酒造(長岡市)、「越の白鳥」の新潟第一酒造(上越市)など銘柄に「白」が入る県内にある6つの酒蔵が、それぞれの純米酒系をブレンドした「コシノロクハク」も。めったに味わえない逸品に舌鼓を打つ人の姿もあった。同エリアは今年からアスファルトに舗装され、雨でも足元を気にせず利用できるようになっていた。会場ではほか、公式の無料アプリを友達登録した人には、長岡産の新米コシヒカリを無料提供するサービスも。さらに長岡市のデジタル通貨「ながおかペイ」のアプリをダウンロードしている人には、入場時に1000円分の電子マネーがチャージできるサービスも行われていた。
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CheChe
最終日のオープニングは、米フェスのオーディション「COME100オーディション’23」を勝ち抜き、グランプリを手にしたインディーズ4人組バンド、CheChe(チェチェ)が担当。厚い雨雲を吹き飛ばすような軽快なサウンドで観客を盛り上げた。ボーカルのHaruhiは音に合わせて揺れていた客に向け「サンキュー。長岡楽しんでるかい。朝だよ。こんなでかいステージでやれると思っていなくて、うれしいですね。結構楽しんでいます。ハッピーです」と笑顔で呼びかけた。「その手拍子で新潟のみんなを起こして行こうよ」と誘った「SCARF」では、レインコート姿の聴衆と「ラララ」と声を合わせて楽しんでいた。
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Liyuu
中国・上海出身の歌手、Liyuuは、2人のダンサーを引き連れ、踊りながらハウスバンドの演奏で「TRUE FOOL LOVE」を披露。愛らしい歌声で魅了した。歌の合間には「おはよう、みんな」と右手を振る場面もあった。2曲を歌い終えたMCでは「雨ですね。みんな雨の午前中、ここに集まってくれてありがとうございます」とあいさつ。MC中に入ってきた客に気付くと、「遅れてたんですかー?」と手を振って語り掛けるなどしていた。長岡を訪れたのは初めてといい「昨日の夜、来ていたんですけど、
1日目と2日目はすごい晴れてた感じがする。けど、(今日は雨なので)、ちゃんとカッパとか着て温かくして。私も寒いんですけど、ここからのLiyuuのパートを楽しんでいきたいと思います」と日本語で呼びかけていた。キュートな曲が続いた中盤には、「みんな盛り上がって行きましょう!」とアグレッシブなギターから始まる「Ambition」で会場をヒートアップさせた。コスプレイヤーとしての顔も持ち、世界にファンがいるLiyuu。そのパフォーマンスは、今年から世界で閲覧できるようになったライブ配信を活用し「韓国で見ています」とメッセージを寄せるファンもいた。
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川崎鷹也
Liyuuから、ハウスバンドを引き継いだシンガー・ソングライターの川崎鷹也は、ポップな「カレンダー」でライブをスタート。歌い終わると「誰かのためではなく、あなたのために届けにきました」と観客に手を伸ばした。ファルセットが美しいメッセージソング「愛の歌」では、「君に届け」と愛のエネルギーを1人、1人に向けて発信した。ピックを飛ばして始まったMCでは「みなさん、足元は…。いい感じにぐずついてます?」とジョークで
心を掴むと、普段のライブはアコースティックギター1本の弾き語り構成で進行することが多いが、この日はハウスバンドが支えてくれていると笑顔。川崎は「心強く、うれしい。最悪オレが弾かなくていいんだもん。普段ならオレが弾かなければ、無音になるじゃん。今日は安心して歌を届けられる」と重鎮たち
に感謝していた。MCでは、18歳で栃木から上京後、「ライブをやっても、お客さんはゼロ。グッズを販売しても誰も買ってくれなかった時期を長く経験した」と下積み時代を振り返り、「その思いを忘れてはならない」という思いを込めて制作した「魔法の絨毯」について説明。「一生忘れない。忘れてはならな
くて。だからこそ、マイクの前に立つ意味を。あなたたちの前で歌を歌う意味をよく分かっていると思います」と明かし、弾き語りで熱唱。思いを受け取った客から大きな拍手が送られていた。ラストには「人生はうまく歩けないことも、笑えないこともある。でもせっかくなら楽しんだ方が良い」とハッピーオーラ全開の「ほろ酔いラブソング」で一体になっていた。貴重なバンドスタイルと、弾き語り両方を楽しめる見応えがあるライブに、拍手が鳴りやまなかった。
ステージ転換の合間には、新潟を拠点にするバスケットボールチーム「新潟アルビレックスBB」のキャプテン・大矢孝太朗選手と、長岡出身の笹井幹太選手が来場。10月7日に開幕した「2023-24 B2リーグ」は黒星発進となったが、大矢選手は「開幕2連敗したが。ここから挽回して、いい結果を残したい」と意気込んでいた。笹井選手は「(米フェスには)今日初めて来たんですけど、とっても楽しいので、また来たい」とうれしそうだった。
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松下洸平
登場する1時間ほど前から、韓国や台湾から配信ライブを見ているファンからハングルや日本語でメッセージが集まっていた松下洸平。拍手に迎えられ、ステージに颯爽と現れると本間らと始めた頭上クラップに合わせて、島田が鍵盤でメロディーを奏でていった。笑顔が広がったゲレンデに向け「♪さぁ、笑っていこう」と歌い始めた「MUSIC WONDER」では「♪雨音もリズムにして」と柔らかい歌声を届けていた。最初のMCでは「みなさんこんにちは。あいにくの雨ですけど、みなさん楽しんでいますか。今日楽しかったよって言う人は、実はツアーがあって、来年1月27日に新潟に戻って来るので、遊びに来て」とアピール。“出会いと別れ”をテーマにした「さよならの向こうに」をライブで披露するのは今回が初めてで少し緊張してると歌いはじめる。力強いバンドサウンドに乗せて、未来に向かう人に寄り添うような温かい歌声を響かせた。「島田さんのピアノ1本のみで歌いたい」と始めた「体温」は別れた恋人を思うラブソング。その切ない心情を歌と悲しげな表情で表現していた。「大事な発表がある」と明かしたMCでは、大好きなR&Bを軸に、12月13日にフルアルバム『R&ME』をリリースすることも公表。ファンから「買うよー!」と声を掛けられていた。何度も大歓声が沸き起こったステージ。配信を見ていた人たちからも「嬉しい発表もありがとう」「選曲も良かった。全部いい」などたくさんのメッセージが届けられていた。
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wacci
初回から米フェスに参戦している5人組バンド、wacciは、昨冬発表された「第64回 日本レコード大賞」で優秀作品賞を受賞したラブソング「恋だろ」でこの日のライブを幕開け。直前までステージに立っていた松下洸平が出演したドラマ「やんごとなき一族」(フジテレビ系)の挿入歌としても知られており、松下のファンも気持ち良さそうにその音色に合わせて、肩を揺らしていた。ボーカル・ギターの橋口
洋平はMCで「昨日はイナズマロックフェスで滋賀に行っていて、僕らの出番から雨が降っていたんです
けど…。あれ? 今日はやんでいます」と空を見上げ、声を弾ませた。中盤には「大切な音楽仲間」と川崎鷹也をステージに招き入れると、橋口は「シュッとしたメガネ(川崎のこと)と、比較的丸顔のメガネ(橋口自身のこと)でコラボしたいと思います」と明かし、wacciの代表曲「まばたき」で共演。1番は因幡始のキーボードに合わせて、川崎が悲哀ある歌声をゲレンデに響かせた。2番は橋口の歌を軸に、サビなどで川崎が声を合わせる、米フェスだけの特別な演出で聴衆を魅了。親交を重ねて来たからこそ実現した奇跡の歌声に、多幸感が満ちあふれていた。雨が強くなった会場に視線を向けた橋口は「ちょっと身体を温めて行きませんか」とマイクとタオルを手に、ステージ左右に伸びた花道へ一歩踏み出して行く。橋口の誘いに応え、手にタオルを持ったファンがポップな「フレンズ」のメロディーに合わせ、水色やオレンジ、赤など色鮮やかなタオルの花を咲かせていた。村中慧慈のギターソロでも、タオルを振り回し続け、“どこにもない物語”をファンと作り上げていった。大盛り上がりになった会場には、「アンコール!」の声も飛んだ。拳をあげる観客に向け橋口は「ホールツアーやるんで、アンコールはそこから始めたいと思います」と再来を約束していた。
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Base Ball Bear
リハーサルから気合いをみなぎらせていたBase Ball Bearは、堀之内大介のドラムカウントで「BREEEEZE GIRL」を投下。“晴れバンド”の勢いに驚いたのか、3人の演奏が始まると雨はピタリとやみ、ボーカル・ギターの小出祐介の伸びやかな歌声が、オーディエンスを引っ張っていった。テクニカルな堀之内のドラミングが光った「海になりたい part.3」など、3人が生み出す奥行きがあるサウンドにじっくりと耳を傾ける人の姿もあった。「こんにちは、Base Ball Bearです」と小出が語り掛けたMCでは「僕は親友が長岡出身なので、ここ(東山ファミリーランド)にも遊びに来たことがあるんですけど、仕事では初めて。光栄です」と続けた。コロナ禍は長岡に来られなかったといい、「いつも長岡花火を観に来たときは、原信(ハラシン)で総菜を買って、土手に座って花火を観ながら食べた」と長岡を中心に展開するスーパーを愛用していることを告白。地元民のようなエピソードで驚かせていた。久々の来県では本番に備え、前日に長岡入りしていたが小出は「どっかに食べに行けば良いのに、総菜を買ってホテルの部屋で食べました。スルメのやつ、うまいですよね」と原信への思いを再燃させていた。全員でボーカルをとった「ポラリス」では、ベースの関根史織が艶っぽい歌とグルービーなベースで魅惑的な時を刻んでいた。小出がルーパーエフェクターを駆使した「Endless Etude」から間髪を入れずに始まった「The Cut」では、ど頭から小出のラップがさく裂。進化し続けるバンドの多彩な面を見せた。
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THE BAWDIES
白いシャツにネクタイ、パンツと揃いの衣装でリハーサルを始めたTHE BAWDIES。ボーカル・ベースのROYは「本番までまだちょっと時間がありますが、ちょっと音を出したいと思います。寒いですよね。みなさんに温かい飲み物でも差し上げたいんですけど…」と語ると一拍置いて、「レモネード…。あっ、ちょうどいいですね。レモネードっていう曲があるんで、“ホット”レモネード」と寒空の下で待機していたファンに「レモネード」をプレゼント。予定になかったフルコーラスでの演奏で、会場を内側から温めた。ROYは「本番始まったら、お祭り全開で行きますんで、お願いしますね」といったんステージを
後に。10分ほど経ち、グレーのジャケットを羽織った4人は「ダンス天国」のSEに合わせ舞台に登壇した。ROYのシャウトで滑り出したライブは、代表曲「HOT DOG」で開演。会場の熱を最大限まで引き上げようと、疾走感あふれる楽曲をパワー全開で演奏する4人。メンバーの熱に突き動かされた会場の揺れがどんどん大きくなっていった。新型コロナウィルスの影響で客の声出しが制限される時期が続いたが、ROYは「一緒に声が出せる。これを待っていたんだ。我々はお祭りロックンロールバンドなんで」とコロナ禍前のライブが戻ってきたことを喜んでいた。「KICKS!!」ではあおるフロントの3人に合わせ「Hey!」と大声を出し花火のように打ちあがる客の顔を、うれしそうに見つめていた。披露した全9曲すべてで会場を熱狂の渦に巻き込んだ4人は、来年は結成20年、デビュー15年を迎える。ROYは「僕たちは何も変わらない。変わったのはメンバーの内半分が、歯を矯正しようとしていることくらい」と
最後までユーモアも忘れなかった。
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岡崎体育
うすむらさき色のスウェット姿でマイクを握った岡崎体育は1曲目の「Knock Out」から全力でパフォーマンス。歌い切った後は、中央に設置したお立ち台の上で「気持ちいい!」と天を仰いだ。額に噴き出た汗をぬぐった岡崎体育は続いて「Call on」を歌唱。曲中に早口で難解なコールアンドレスポンスをオーディエンスに求めるも、なかなかそろわず、「ラララでいい。ラララならできるでしょう」とハードルを下げたが、失敗。「手拍子でいい」とさらにハードルを下げたが、岡崎体育が展開する難解なリズムを観客が再現できずに、断念。曲の最後には拍手を送られていたが、納得がいかないという顔で「どういうつもりで拍手しているんですか。誰1人できていないんですけど…」と肩を落としていた。気を取り直し、「今日は何の日かご存じですか? 誰がなんと言おうと“体育の日”ですよ」と、“スポーツの日”に変わったことをなげき節。「誰が損して、誰が得するんや」と眉毛をひそめると「マキタスポーツが得して、僕が損してる」と断言。がっかりした顔の岡崎体育に向けて「そんなことないよ」など慰めの声がステージに届けられていた。幅広い世代を熱狂と笑いで包んだステージの最後は「XXL」で締めくくり。赤、緑、青に点滅するステージの上で、「拳を突き上げる準備できてるか」と叫ぶと、スタンドエリアにいる客はもちろん、遠方の斜面に腰かけていたカップルも拳を空に突き上げ反応していた。
怒涛のステージを終えた岡崎体育は「また会おうぜ」と言い残し、投げキスをしながらステージを後にした。
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Nulbarich
開演前にサウンドチェックをしていたステージで「このままやります」と舞台に残ったNulbarich。1曲目の「Reach Out」のイントロが流れている中で「先ほど、(1つ前の)岡崎体育さんのライブを見ていて、非常にバーニングしているなと思って、非常にやりづらいんですけど、1度焼け野原になったこの場所を再生しにきました。それぞれの場所で、それぞれのペースで楽しんでください」とJQが語りかけると「まずは、身体を自由に」と自らも音に身を任せて動き始めた。オーディエンスの反応を探るように、静かに熱い魂を燃やしながら距離を詰めていく。心も身体も解放し、溶け合った時間は多幸感に満ちていた。代表曲「NEW ERA」では観客とシンガロング。「次は録り立てほやほやの新曲をやる」とうれ
しそうに未来への希望を感じる「Skyline」を「ぶち上れる曲だと思います」とプレイし、指揮者のように両手を広げる。「SETP IT」では「♪STEP」とループする合間には軽やかなダンスも披露した。「花火が上がる前に、僕らがまず上げなきゃ」とあおった最後は「新潟にわざわざ来て、この曲をやるのは気が引けるんですけど…、『TOKYO』という曲をやります。夢見る街で震え上がった僕の思い出をみなさんに共有したい」とNulbarichを結成する前に模索していた時期のJQ自身の思いを明かした初期の名曲
を熱く歌い上げていた。思いに賛同するように、ステージに伸びたファンの手が波のように揺れていた。ステージを後にする前には、思いを交換した観客に向けて「何か刺さったら、また会いましょう!」と呼びかけていた。
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Awesome City Club
3日間のフェスの大トリを務めたのは、活躍が目ざましいAwesome City Club。冒頭の「4月のマーチ」でオーディエンスを解放へと導いていくと、リハーサル時に気温が下がった会場を心配していたボーカルのPORINが「ちょっと暑くなるように、夏の曲を持ってきました」と「夏の午後はコバルト」を歌い、晩秋の長岡を太陽が降り注ぐ夏の日に変えていく。ミニマルファンクな「Talkin’ Talkin’」、身体を動かさずにはいられない「アウトサイダー」、男女の駆け引きを歌う「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」と畳みかけて会場を圧倒した。ギター・シンセサイザー・ボーカルを兼務するモリシーと歌の掛け合いを終えたPORINが「どうですか、ちょっとあったまったかな」とスタンディングエリアを覗き込むと、ファンが両手でハートを作って歓迎していた。昨年に続き2度目の出演になったAwesome City Club。PORINは「昨年はミラクルが起きたんですよ」と声を弾ませると「トンボが大量発生していて、ステージにも上がってきたから、(右の人差し指を立てたら)指に止まったから、そのまま『勿忘』を歌ったらずっと止まっていてくれてた」と興奮した様子で話していた。atagiは「そんな引きもあったからか、今年は大トリ。僕らは今日出演した人たちの中で、誰よりも米フェスを楽しみにしていた自負があります。来年も呼んでもらえるように精進したい」とさらなる飛躍を誓っていた。「ユメ ユメ ユメ」では、モリシーのギターだけでゲレンデ中に丁寧に声を届けたatagi。ドラマ「王様に捧ぐ薬指」の挿入歌として書き下ろした「アイオライト」ではPORINの歌声が切なさを助長していた。40分に及ぶステージの最後に奏でたのは、昨年の米フェスで嬉しいミラクルがおこった「勿忘」。フェスの終幕を惜しむように、会場は弾けるようなハンドクラップの音であふれ返っていた。
各日の最後を飾るのは、長岡空襲からの復興と慰霊の願いを込めて続けられている長岡名物の長岡花火。フェスでは「慰霊」、「復興」、「平和への祈り」の思いが根付いている花火を観客に楽しんでもらおうと20分の特別プログラムが組まれている。
冒頭は終戦後に、シベリアに抑留された仲間に向けて花火師が鎮魂の思いを込めた花火を打ち上げ。続けて子どもたちが歌うフェスのテーマソング「輝き」に合わせた「ミュージックスターマイン」が夜空に大輪の花を咲かせた。中盤には長岡花火の名物「フェニックス」が盛り込まれたプログラムを披露。ラストは平原綾香の楽曲「Jupiter」と花火が競演した。最後にはMCを務めた安東弘樹の呼びかけで、観客がスマートフォンのライトを点灯して、花火が上がっていた方角に感謝を伝えた。その思いに花火師からも「ありがとう」の花火が1発打ち上がっていた。
人材育成の大切さを説いた長岡藩ゆかりの故事「米百俵」にちなみ「米百俵フェス」と名付けられた同フェス。6回目を迎えた今年は10月7日(土)~9日(月・祝)まで開かれ、全29組のアーティストが出演した。3日間の様子は11月25日にWOWOWで合計9時間のスペシャルプログラム「長岡 米百俵フェス 〜花火と食と音楽と〜 2023」として放送・配信される予定だ。
取材・文/翡翠
撮影/kyonntra / 笛吹侑暉 / Kaito Fujisawa / Iral Resty / Yuki Yamazaki
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