「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に対策及び広報啓発活動を行っています。
この度、特別防犯支援官の吉原朝馬氏が、第62回 茨城県老人クラブ大会に出演し、オリジナルの詐欺落語「詐欺に喝!(勝つ)」を披露しました。
■吉原支援官がオリジナルの詐欺落語「詐欺に喝!(勝つ)」を披露、特殊詐欺への理解を深める
茨城県内での特殊詐欺被害は前年比(令和5年8月時点)で、架空料金請求詐欺の認知件数及び被害額がおよそ3倍に増加しています。またオレオレ詐欺についても認知件数は減少しているものの、被害額は増加しているなど、依然として注意が必要な状況が続いています。
この日、ステージに登場した吉原支援官は、自身で作成したオリジナルの詐欺落語「詐欺に喝!(勝つ)」を披露しました。
詐欺落語は2人の登場人物の掛け合いを通して特殊詐欺について啓発をするもので、特殊詐欺の手口にはどのようなものがあるのか、どのようにして被害に遭ってしまうのかについて、一般的な事例になぞらえながら分かりやすく伝えました。
会場全体は笑いが起きつつも、頷きながら見入るなどの熱心な姿が見られ、参加者は落語を通じて特殊詐欺に対する理解を深め、さらに防犯意識を高めました。
【開催概要】
■催事名 :第62回 茨城県老人クラブ大会
■実施日 :2023年9月29日(金)
■実施会場 :ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール
■出席者 :警察庁 特別防犯支援官 吉原 朝馬 氏