クラウドファンディングで477万円を超える支援を集めプロレスリングを購入
そして、株式会社つばきHOLDINGSがプロジェクトの運営主体となり、大田区に日本初のこびとプロレス専用の道場を開設、新団体「椿ReINGz(ツバキリングズ)」を設立する運びになりました。当団体は、新人レスラーの募集と育成に力を注いでいくと共に、来年5月を目途に興行の開催を目指します。
新リングのお披露目と新団体設立の記者会見を下記のとおり執り行いますので、ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ぜひご出席賜りますようご案内申し上げます。
【記者会見のご案内】
日時:2021年12月7日(火) 13:00 ~ 14:00(予定)
場所:東京都大田区大森中2-15-11
主催:株式会社つばきHOLDINGS
登壇者:ミスター・ブッタマン(こびとプロレスラー)、プリティ太田(こびとプロレスラー)、ダンプ松本(女子プロレスラー)、大木信夫(つばきHOLDINGS代表取締役)
進行:東ちづる(俳優/一般社団法人Get in touch代表/こびとプロレス再生プロジェクトアドバイザー)
【新団体「椿ReINGz」に込められた想い】
白い椿の花言葉は、「完全なる美しさ」「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」
「小さい」という個性を武器にして、果敢に闘うこびとレスラーの姿にぴったりな言葉として採用しました。
「Re」は再生プロジェクトの名称「Reborn」から、そして現在進行形の「ING」にアルファベットの最後の文字である「z」は、行けるとこまで突き進む姿勢と“今”を表現しています。また、ロゴの「椿」の文字は書道の師範でもあるプリティ太田選手がしたため、同選手のシャドーも加わりました。
【登壇者のご紹介】
◎ミスター・ブッタマン
【プロフィール】
小人プロレス界最大のスターとして知られるミスターポーンを父にもつ、小人レスラーのサラブレッド。アブドーラ・コブッチャーとしてデビューしたが、その後、引退。1992年に6年ぶりに復帰した様子は、ドキュメンタリー番組『ミゼットプロレス伝説』として放送された。現在は、プリティ太田と共に小人プロレスを守りつつ、コミカルなキャラクターを活かし、舞台俳優としても活躍している。
【コメント】
プロレスラーとしての日々のトレーニングは本当に厳しく、正直な話、何度も逃げようと思ってきました。プロレスを離れていた時期もあります。それでも、今まで続けてきた一番の理由は、試合が楽しいから。デビュー戦はもちろん、武道館、東京ドーム、横浜アリーナ、両国国技館、有明など思い出の試合が数えきれないほどあります。全盛期には、お客さんが満員状態で、有名選手や他団体の方もいて、にぎわっていました。リングが大きな歓声に包まれる時、何度も「辛くても、やっていてよかった」と誇りに感じたことを覚えています。そんな経験をくれたプロレスは、自分にとっての「宝物」です。こびとプロレスを、たくさんの方にみてもらいたい。また、あの試合の盛り上がりを感じて、お客さんの笑っている顔がみたい。そのために、また動き出していきたいと思っています。
◎プリティ太田
【プロフィール】
2004年 全日本女子プロレス入団(ミゼット部)、2005年解散後、フリーとして、みちのくプロレス始め各団体、各大会に出場。2011年 蜷川幸雄演出舞台出演をキッカケに蜷川幸雄、美輪明宏演出舞台などに舞台俳優としても活動(蜷川幸雄演出6作、美輪明宏演出4作出演)。以後、小人プロレスラー&俳優として現役で活動中。生涯現役を気持ちにバリバリ活動中!小人プロレスラーのエース、小人俳優のエースを目指している。
【コメント】
子どものころからプロレスの大ファンでプロレスラーに憧れていましたが、自分の体ではプロレスラーにはなれないと思っていました。こびとプロレスの存在を知り、自分もリングに立てるのではないかと、希望を抱くことができたのです。けれども、自分がプロレスを始めた時、すでにこびとプロレスは衰退していて、現役のこびとレスラーはブッタマンだけという状況。2人で試合をして、練習をするしかない。練習できる場所も、リングに上がれる機会も少ない。夢はあっても、先に進むことができないというジレンマを抱えてきました。こびとプロレスの存続は、自分たち次第だとわかっているのですが、二人だけでやれることは限られています。こびとプロレスの再生は、自分にとってのデスティーノ(運命)です!ぼくたちが動かなければ、日本のこびとプロレスは消えてしまうかもしれないのです。メキシコやアメリカのように、小柄な身体をいかして飛んだり、跳ねたり、激しく明るく楽しいプロレスの魅力を伝えたい。そして、「プロレス=野蛮」ではないことを広めたい。ほかのプロレス団体と試合をしたり、テレビに出たり、子どもたちに出前プロレスをやったり……。自分がこびとプロレスと出会ったことで「プロレスラーになりたい」という夢をもつことができたように、たくさんの人に夢と希望を届けたいのです!
◎ダンプ松本
【プロフィール】
日本初還暦選手で今でも極悪同盟でヒールレスラー。2021年、還暦大会を後楽園ホールで自主興行を実施。
【コメント】
高校生のとき初めて観に行った女子プロレス。ジャッキー佐藤さんに憧れて友達と会場に…。そのときに生まれてはじめて小人プロレスを観た。凄く楽しくて、めちゃめちゃ笑った。それからプロレスラーになり、新人のときに小人プロレスのセコンドを。何度観ても楽しくて、お腹を抱えて笑ってしまう。笑い過ぎて先輩に叱られ笑うのを我慢する毎日だった。お客さんに夢や希望、笑いをあげていた小人プロレス!いつしか全女と一緒になくなってしまった小人プロレスだけど、全盛期の頃からいたブッタマンがまだ現役選手にいる。何年後かに入ってきたプリティ太田くんも現役選手。少ない試合を今でも頑張っているのをみて、リーダーの東ちづるさんとマゼコゼファミリーが「もう一度小人プロレスを!」って立ち上がってくれました、凄いことです。めちゃめちゃ嬉しいです。ブッタマンと太田くんが、お客さんを笑顔にできたら最高です。2人が頑張れば後輩ができるかもしれない。前に進める小人プロレス!今でも心に残っている昔の小人プロレス。ブッタマンと太田くんにも心に残る笑いのプロレスで今の暗い日本を笑顔をして欲しいな。がんばれー!小人プロレス!
◎東ちづる
【プロフィール】
自身が代表を務める一般社団法人Get in touchは、「まぜこぜの社会」をめざして、エンタメ活動をしている。舞台「月夜のからくりハウス」(2017年〜)では、「こびとプロレス」のパフォーマンスを企画・制作。以来、構成・キャスティング・演出・総指揮を務めた世界配信映像『MAZEKOZEアイランドツアー』(東京2020 NIPPON フェスティバル)でも、こびとプロレスを描いた(現在配信中)。当プロジェクトのアドバイザーも務めている。
【コメント】
2017年、「まぜこぜの社会」をめざすプロジェクトの一環として、こびとプロレスラーふたりを交えて「まぜこぜ一座」を立ち上げました。見えないシンガーソングライターや落語家、聞こえない俳優、義足や車椅子のダンサー、自閉症のラッパー、寝たきりの芸人、トランスジェンダー・・・などなど、さまざまな特性のある、そして、その特性をアドバンテージにすべく日夜努力をしているプロのパフォーマー、アーティストの座組みです。彼らと普段の舞台や映画、テレビドラマ、バラエティ番組、歌番組などでも共演したい!と思っています。すると、今回のこの展開です!蒔いた種が芽を出しました。ここからは、たくさんの人たちと、太陽や肥料、水となって、花を咲かせていきたいです。
◎大木信夫
【プロフィール】
株式会社つばきHOLDINGS代表取締役。「こびとプロレス再生プロジェクト」の発起人。一般社団法人Get in touchの活動に感化され、すべての人にチャンスが与えられる社会を当たり前にするために当プロジェクトを旗揚げ。「こびとプロレス」が一過性の話題で終わることなく、”仕事”として継続していく土台と環境づくりに日々奮闘中。こびとプロレスに限らず、マイノリティパフォーマーの「活躍の場」を創造する事業展開をはかる。
【コメント】
2020年の後半、人を介し、一般社団法人Get in touchのお手伝いをさせていただくことになった。社会に貢献する方法を自分達なりに模索している時だった。その時に目の当たりにしたのが、当時お茶の間を沸かせた『小人プロレス』だった。もの凄く懐かしく、子供の頃の記憶が割と鮮明に蘇った。親父は高度成長期最中の建設業、お袋は証券業、妹とテレビに噛り付いていた時期が長かった。そんな中、茶の間で腹を抱えて笑った『小人プロレス』があった。当時、姿形が自分と違う、など考える以前に只々面白かった。熱くなった。そのシーンが今目の前にある!もの凄く新鮮で、もの凄く力強かった!彼らは我々と何一つ変わらず、命懸けで生きている、いや、我々以上に命懸けで生きている!彼らを全力で応援することが、私の使命となった。『多様性』という言葉が端々で飛び交う現代、本当に皆々が自分事に出来ているのだろうか…。明確な共存に向けて動けているのだろうか…。私は明確に動き出します。当プロジェクトでは、リングを設置する大森スタジオを提供することから始めます。これはあくまでも入口です、皆さん、我々と共に明確に、そして着実に動きませんか!!どうかお力を貸してください。
■こびとプロレス再生プロジェクト実行委員会について
「まぜこぜの社会」をめざしマイノリティ・パフォーマーを応援してきたGet in touch(代表 東ちづる)は、「障がい者を笑いものにするな」という理不尽な理由でテレビでの活躍の場が閉ざされた「こびとプロレス」の背景などを受け、2017年と2021年の2回に渡り、舞台「月夜のからくりハウス」で「こびとプロレス」のデモを行った。再びその存在がクローズアップされたことをきっかけに、「『こびとプロレス』に再び火をともそう!」と立ち上がった有志メンバーで構成された実行委員会。当プロジェクトは、こびとプロレスを新しいエンターテインメントとして再生することを目的とし、こびとプロレスの試合を行うだけでなく、こびとレスラーたちの活躍の場を増やし、多くの方に見て楽しんでいただき、勇気づけたい想いで結成されている。
■株式会社 つばきHOLDINGSについて
つばきグループは、各種設計・デザイン/ディスプレイ製作施工管理/内装施工管理/木工場・塗装工場・出力製作完備/特殊造作製作などの業務を通して、積極的にダイバーシティの推進やSDGsの各目標に取り組んでいる。また、Office Camelliaとしてタレントの育成やマネジメントも行っている。
<つばきHOLDINGSのHP>https://www.tsubaki-hd.co.jp
<Office CamelliaのHP> https://www.office-camellia.tokyo
【クラウドファンディング】(10/15終了)
プロジェクトタイトル:存続の危機を救え!こびとプロレス再生プロジェクトへご支援を!
"多様性"の今だからこそ、新ジャンルのエンタメとして再生させたい!
・参考URL:https://readyfor.jp/projects/kobito-prowrestling