公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京とShibuya StreetDance Week実行委員会(渋谷区商店会連合会、渋谷道玄坂商店街振興組合、一般社団法人渋谷未来デザイン、東急株式会社、株式会社パルコ)は、『Shibuya StreetDance Week 2023』(以下SSDW2023)を11月23日(木・祝)に代々木公園で開催します。
国内のストリートダンス人口は既に2015年に600万人を超え*、2021年にはプロダンスリーグであるDリーグが開始、多くの大会やコンテストが全国で立ち上がり、テレビをはじめメディアでも目にすることが増えてきました。その「ストリートダンスブーム」の中で、本事業は、「日本におけるダンスの中心地である渋谷の代々木公園という野外のオープンな場で、誰もが生のダンスを観て、参加して、楽しめること」が大きな特徴です。クラブシーンやイベントなどで育ってきたダンスカルチャーの多様さ・自由さを、日常の中でフェスティバルとして体感し楽しめる、唯一無二の祭典です。(*一般社団法人ストリートダンス協会調べ)
■次世代ダンサーに注目!
SSDW2023では、今後2025年までに1100万人にまで増えると言われるストリートダンスの担い手である子供たちや若年層の次世代ダンサーが多く出演予定です。部活でダンスに取り組む高校生、若手社会人ダンスサークル、地域のダンススクールで腕を磨く子供たちが、ステージやダンスバトルに登場。ダンスはこれからという子供たちには、親子で一緒に楽しめる自由空間エリアとプログラムをご用意し、世代を超えてダンスをお楽しみいただけます。
■パリ五輪の新種目として人気急上昇!「ブレイキン」の迫力を間近で体感
DJが流す曲に合わせて、即興のアクロバティックなダンスを競うブレイキン。ステージパフォーマンスには、世界大会で日本代表に選ばれた若手ブレイキンチームGOOD FOOTが登場します。ダンスバトルのエリアは、ブレイキンの圧倒的な迫力を至近距離から、まさに目の前で体感いただくチャンスです。バトルの審査員には、9割を占める男性チームを抑えてブレイキン史上初の女性チームとして優勝したYURIEも参加します。
■2023年は「ヒップホップ50周年」
ストリートダンスの重要なジャンルの一つであるヒップホップは、今年、誕生から50周年を迎えました。ヒップホップ発祥の地であるアメリカでは多くの記念イベントが開催されていますが、さらに今年7月、アメリカ合衆国議会は、8月11日のヒップホップ記念日を含む8月を“ヒップホップ認識月間”に、そして11月を“ヒップホップ歴史月間”とするなどの決議案を全会一致で可決し、ヒップホップカルチャーが言語、人種、年齢、社会経済的な様々な差異を乗り越える機能を果たしてきたことが述べられました。SSDW2023は、記念すべきヒップホップ50周年と連動し、日本のヒップホップシーンを牽引してきたダンサーたちと共に、ストリートダンスの本質が、差異や障壁を超えて「ボーダーレス」であることを強力に発信していきます。
■開催概要
開催日:2023年11月23日(木・祝)
会場:代々木公園
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、Shibuya StreetDance Week 実行委員会(渋谷区商店会連合会、渋谷道玄坂商店街振興組合、一般社団法人渋谷未来デザイン、東急株式会社、株式会社パルコ)
助成・協力:東京都
事務局:Shibuya StreetDance Week事務局 (ファイブメディット株式会社内)
TEL: 03-6450-3670(平日10:00~17:00) Mail: ssdw_info@streetdanceweek.jp
公式ウェブサイト:https://www.streetdanceweek.jp
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/ShibuyaStreetDanceWeekSSDW
* 内容は変更になる場合があります。プログラム、出演者等の詳細は決定次第、発表いたします。
<Shibuya StreetDance Week (SSDW)について>
SSDWは、幅広い層に支持される新しい芸術文化としてのストリートダンスの確立と、ストリートダンサーの聖地である渋谷から国内外へ良質なエンターテインメントを発信し、渋谷をより活力に溢れた街にすることを目的に、2015年にスタートし、国内最大級のダンスイベントへと成長してきました。ステージパフォーマンス、ダンスバトル、コンテスト、ワークショップなどで構成し、参加、鑑賞、体験、地域連携など多様な切り口でダンスの魅力を発信します。年代もダンス経験も問わず、ダンサーから通りすがりの公園利用者までの誰もが、休日の渋谷でストリートダンスを楽しんでいただくことができるイベントです。
スポーツ庁による2022年度の「スポーツの実施状況等に関する世論調査」では、今後ダンスをやってみたい人の割合が4.7%でスポーツ全体の12位でした。芸術文化が、健康・教育・福祉など社会活動と深く関連してくる現代において、SSDWは、芸術文化としてのストリートダンスのさらなる可能性を追求していきます。