両社のシナジーにより世界と日本を繋ぐオリジナルコンテンツを創出
総合エンターテインメント事業を展開する株式会社アミューズ(本社︓山梨県南都留郡富士河口湖町、代表取締役社⻑ ︓中⻄ 正樹、以下アミューズ)は、2023年6月20日付に公表しました株式会社極東電視台(本社︓東京都港区、代表取締役︓中村 昌哉、以下極東電視台)の子会社化に向け、本日、株主との間で株式譲渡契約を締結いたしましたことをお知らせいたします。
2023年10月1日より、当社グループとしてシナジーを創出しながら新たな価値創造を目指してまいります。
■豊富な実績を有する極東電視台
極東電視台は1990年に設立以来、キー局を中心に映像制作事業を展開する映像制作会社です。『世界の果てまでイッテQ!』、『月曜から夜ふかし』、『モヤモヤさまぁ~ず2』、『マツコ会議』など数々のテレビレギュラー番組の制作に加え、CMや、近年ではSNS動画、VODからの番組受注制作など、幅広い領域で豊富な映像制作実績を有しております。
また、2013年にはロサンゼルスに子会社「FEEA」、2016年には台北市に中華圏における映像共同制作、コーディネート業務を主幹とした「極東娯楽製作有限公司」を設立。グループ会社を含め、グローバルを舞台に事業展開を図る制作集団です。
■子会社化の背景
近年、映像業界は目まぐるしく変化しており、長年メディアの主役であったテレビに加え、Netflix、Amazonやhulu、ABEMAといった国内外のサブスクリプションサービスが拡大しています。また、YouTubeやTikTokなどのSNS向け動画の浸透や、CM市場におけるテレビからWebへの移行など、社会全体のデジタル化やスマートフォン等の普及により場所・時間を問わず番組や動画を視聴できるようになったことで、映像コンテンツは多様化し、さらにニーズが高まることが見込まれます。
当社でもかねてより『護られなかった者たちへ』、『月の満ち欠け』などの映画や、『深夜食堂』、『映像の世紀バタフライエフェクト』などの番組制作を手がけてまいりましたが、時代のニーズに対応し、さらなる制作体制の強化を推し進めるべく、今回の子会社化に至りました。
■今後の展望
当社では今年度より「あらゆる才能とともに、世界に挑戦するプロデュースハウスへ」との中期ビジョンのもと、「世界と日本を繋ぐオリジナルコンテンツの創造」を注力分野の一つとして位置付けております。極東電視台においては豊富な実績と制作能力、また当社においては多彩なアーティストといった両社の強みを活かすことで、自社で権利を保有するオリジナルコンテンツの質と量を高めることが可能になると考えております。
また、このような映像コンテンツ制作能力の強化は、当社アーティストが表現や活躍の場を広げ、新たな才能を開花させるうえでも大きな意味を持ち、両社が有するグローバルなネットワークを活用することでアーティストにとっても世界を舞台としたさらなるチャンスが期待できます。
当社と極東電視台、両社のシナジーによりさらなる成長を目指すとともに、映像コンテンツを通じた感動を国内外に発信してまいります。
【株式会社極東電視台の概要】
(1) |
名称 |
株式会社極東電視台 |
(2) |
所在地 |
東京都港区赤坂7-10-17 フォンテ赤坂ビル2F |
(3) |
代表者の役職・氏名 |
代表取締役 中村 昌哉 |
(4) |
主な事業内容 |
番組企画、映像制作、制作人材派遣、撮影機材レンタルなど |
(5) |
資本金 |
1000万円 |
(6) |
設立年月日 |
1999年2月1日 |
(7) |
上場会社と当該会社との関係 |
資本関係:該当事項はありません |
【取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況】
(1) |
異動前の所有株式数 |
0株 (議決権の株:0個) (議決権所有割合:0%) |
(2) |
取得株式数 |
132株 (議決権の数:132個) |
(3) |
取得価額 |
取得価額は、契約上の規定に基づき非開示としておりますが、独立した第三者による評価に基づき算定した価格で取得する予定であります。 |
(4) |
異動後の所有株式数 |
132株 (議決権の数:132個) (議決権所有割合:66%) |
【日程】
(1)基本合意書締結日 |
2023年6月20日 |
(2)株式譲渡契約書締結日 |
2023年9月20日 |
(3)株式譲渡実行日 |
2023年10月1日(予定) |