新装版 天声美語 11月26日刊行
ビューティマガジン「VoCE」誌上で1998年から2000年にかけて連載され、その後書籍化された美輪明宏さんの名著『天声美語』が、よりコンパクトに、 若い女性に大人気のイラストレーター八館ななこさんの美麗な装丁で、 令和に鮮やかに蘇りました。
ファーストサマーウイカさんからの「美輪さんの言葉に何度も救われました」という帯コメントの通り、 この不透明で誰もが生きることすら諦めたくなる時代の道標となる言葉とメッセージが、 愛、 人生、 恋、 思いやり、 個性、 人間関係、 美意識、 ファッション、 平和、 神羅万象すべてに向けて語られた、愛と救済の箴言集です。
ウィットに富んだ文章、 文化人の方々との華やかな交流エピソードから、 今こそ読んで、 観て、 聴いてほしい美輪さんセレクトの「クラシックリスト」も掲載。 新たに「令和の人生相談」も巻末に加筆収録した、全人類必読の新装版の誕生です。
刊行に寄せていただきました美輪さんからの直筆です。
「こんな世の中を生き抜く武器は、愛の言葉しかありません。
この世のすべての問題を解く鍵は愛です。
愛があれば戦争なんか起こりません」
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タイトル:新装版 天声美語
著者:美輪明宏
発売日:11月26日
定価:1700円(本体価格)
発売:講談社
プロフィール:Akihiro Miwa
長崎に生まれ、小学校の頃から声楽を習い16歳でプロの歌手としてデビューし、1957年「メケメケ」、1966年「ヨイトマケの唄」が大ヒット。
ファッション革命と美貌で衝撃を与える。
俳優としては、寺山修司の「演劇実験室◎天井棧敷」の「青森県のせむし男」「毛皮のマリー」、三島由紀夫に熱望された「黒蜥蜴」をはじめ、ジャン・コクトー作「双頭の鷲」、デュマ・フィス原作「椿姫」、エディット・ピアフの生涯を描いた「愛の讃歌」など数々の当たり役を持つ。
作家としても、衝撃の自伝『紫の履歴書』(水書房)をはじめ、『人生ノート』(パルコ出版)など数多くのベストセラーがあり、テレビや映画も、宮崎駿監督によるアニメーション映画「もののけ姫」「ハウルの動く城」への声優としての参加、「ありえへん∞世界」(テレビ東京系)にもレギュラー出演中など、枚挙にいとまがない。
2012年から四年連続の出場となったNHK「紅白歌合戦」では、「ヨイトマケの唄」や日本語バージョンの「愛の讃歌」で大晦日のお茶の間を圧倒した。
2018年秋には東京都より多方面での功績をたたえられ、平成三十年度「名誉都民」の称号を贈られた。