夢を目指す日本中の子どもたちに金メダリスト荒川静香と「くまのがっこう」のあいはらひろゆきがタッグを組んで作ったクリスマスプレゼントにぴったりの絵本!
宮城県宮城郡利府町はフィギュアスケートトリノオリンピック金メダリスト荒川静香が学生時代を過ごした町。
その利府町に2021年7月に図書館を含む複合施設「リフノス」が完成した。リフノスの正面玄関前には、荒川静香のサインや手形とともに、元の荒川家から大きなクリスマスツリーの木が移設された。このリフノス完成を記念して、大人気絵本シリーズ「くまのがっこう」の作者で隣の宮城県仙台市出身のあいはらひろゆきと画家のちゅうがんじたかむが、荒川静香監修のもと、図書館にある読み聞かせドームの壁に絵を描いた。しーちゃんがわんぱくな子ども時代から、偶然スケートと出会い、やがてトリノオリンピックで金メダルを取るまでが描かれた。ドーム中央には、イナバウアーをする荒川静香の姿と大きなクリスマスツリーが描かれた、この壁画を元にしたのが絵本「荒川静香物語しーちゃんのツリー」で、2021年11月17日にサニーサイドブックスから発売された。内容は、荒川家にやってきた小さな1本のクリスマスツリーとしーちゃんが競い合って成長し、やがてしーちゃんが世界を飛び回り、オリンピックで金メダルを取るまでに成長する物語である。荒川静香はこの絵本の巻末で夢を目指して頑張る日本中の子どもたちに「続ければ見つかるものがきっとある!常に最善をめざして、がんばろう!」とメッセージを寄せている。