脚本:岡田惠和・演出:鵜山仁
渡辺徹・榊原郁恵が、いまさらふたりでpart2 朗読劇『家庭内文通』にて渡辺裕太と、親子3人そろっての初共演をはたした。https://w.pia.jp/t/imasara2/
渡辺徹と榊原郁恵、2人たっての希望で数多くの名作を生みだした岡田惠和に脚本を書きおろしてもらい、日本を代表する演出家・鵜山仁、世界各国、多ジャンルで活躍する音楽家・芳垣安洋、高良久美子を迎え、初の親子3人での朗読公演企画を開催した。
渡辺徹は「どうも、渡辺徹です。無事公演終わりました。ありがとうございました。親子初共演ということで、なんとなくいつもと違う稽古の段取りだったりしたんですけど、終わってみたら、お客様の声が届いて『すごく面白かったよ』とか『身につまされたよ』とか『普段の渡辺家ってあんな感じなんだね』と言われて、ちょっと気恥ずかしいところもありましたけど、でもやっぱり、細かい呼吸みたいなところは、家族ならではというところが少し出ているんじゃないかなぁと思いました。まぁこれでもう1回やるかって言われると、心の準備が相当必要だけれども、でも『もっとやればいいのに』なんて声をいただいてるんで、またいずれ検討させてもらおうかなと思っています。とりあえず、こんなこと言うのは本当に申し訳ないけど、いい思い出になりました。ありがとうございました。」と述べた。
榊原郁恵は「今回は、渡辺徹の芸能生活40周年と還暦祝いというダブルの大イベント、おめでたい年なんですけど、それをきっかけにこうやって、とてもいい台本を岡田惠和さんに書いていただいたことにより、改めて夫婦が向き合う事もできたし、それから、気づくこともできたし、相手のことを改めて知ることもできました。そんなきっかけにもなった舞台だったので、稽古日数は若干短かったなぁって思うんですけど、とっても有意義な時間でしたね。ましてや息子の裕太が、自発的に加わってくれたことによって、3人でできるって、夢の共演なわけです。他の人にとっては何でもないことかもしれないけど、私たちにとっては本当に夢の共演で、それが実現でき、それを皆さんの前で公演ができたということは、すごく嬉しかったです。また色々な場所で公演ができたらなあ、なんてちょっと夢が膨らんじゃいました。ありがとうございました。」と嬉しそうに語った。
渡辺裕太は「ほんとに、最初は恥ずかしい思いもありまして、どうなるかなと思ったものだったんですが、お客さんの前でね、『面白かったよ』などと反応をいただけたことで、やっぱりやってよかったなという風に思いましたね。僕自身も(両親と)初めての共演なので、こう言っちゃなんですけど、渡辺家としての1つ思い出ができたというのが、僕も良かったなと思いますし、僕もこれからまた、何か機会があれば、またぜひ先輩のお二人とご一緒させてもらえたらなと思っております。ありがとうございました。」と話してくれた。
朗読劇「家庭内文通」のアーカイブは9月28日まで視聴できる。家族の愛情物語をぜひご覧いただきたい。
https://w.pia.jp/t/imasara2/
【あらすじ】
どんなに仲の良い夫婦でも、喧嘩はつきもの。リビングに置かれた一冊のノートは、三日間会話のなくなっている夫と妻の連絡帳。ノートに向かい、言いたいことを書いていく夫と妻。連絡帳のやり取りだけが続いていく。だがしばらくして、夫はノートに何が書かれているのか楽しみになってきている自分に気づく。普段夫婦で過ごしている時間よりも、多弁になっている二人。夫と妻は、ノートを介して言いたいことを文字にしていく中で、二人で過ごしてきた時間を思い返したり、当時は言えなかったこと、大切にしていたことを再体験していくことになる。
夫婦の連絡帳は、いつしか文通のようになっていた。
そんなある日、最近一人暮らしを始めた息子が実家に立ち寄ると、リビングに置かれたノートに気づいて読んでしまう。自分が生まれる前のこと…両親の若いころの気持ちに触れて、くすぐったいような気分になるが、そんな息子もなんと「文通」に参戦することに…「文通」じゃなかったら、伝えられなかったかもしれないお互いを思う気持ち。喧嘩から始まった「家庭内文通」、果たして家族にどんな変化をもたらすのか…
【徹まつり企画:いまさらふたりで】
2017年、渡辺徹・榊原郁恵が結婚30周年を迎えた時に「いまさらふたりで」という手作り読み聞かせライブが開催された。2人が、1から考え、2人のサービス精神がたくさんつまった「おもちゃ箱のようなライブ」で大人が楽しめる公演として好評を博した。
【いまさらふたりでpart2 朗読劇『家庭内文通』〜きっかけはいつも夫婦喧嘩!家族の愛情物語〜】
◾脚本:岡田惠和・演出:鵜山仁
◾出演:渡辺徹 榊原郁恵・ゲスト出演:渡辺裕太・演奏:芳垣安洋 高良久美子
◾公演日: 2021年9月25日(土)
◾主催:サンドリーム
◾制作:ホリプロ/ステラキャスティング
◾制作協力:地域創造エンターテインメント/オンリーユー
◾チケットぴあ【PIA LIVE STREAM】https://w.pia.jp/t/imasara2/
3000円(税込)アーカイブ:9月28日23時まで視聴可能。
*榊原郁恵の「榊」は正しくは”木へんに神”と表記します