12月13日(月)19時開演、落語家の三遊亭天どん、浪曲師の玉川太福が、横浜にぎわい座で初のふたり会を開催します。
【古典と新作。両方楽しめる公演】
落語や浪曲は、伝統的な大衆演芸として今に受け継がれています。例えば古典落語の「時そば」、浪曲「忠臣蔵」などは、一度は聞いたことがある方も多いでしょう。一方、伝統芸のスタイルに現代の感覚を盛り込み、オリジナリティがある「新作(創作)」は、ご存じでない方も多いかもしれません。そのような方々にも、古典と新作の両方を横浜にぎわい座で楽しんでいただきたく「天どん・太福 ふたり会 これは美味い!」を開催します。二人のトークもあり、配信では味わえないライブ感のある公演にご期待下さい。横浜にぎわい座は、桜木町駅からのアクセスも抜群です。お仕事帰りに演芸を楽しみたい方や、1970年代生まれの二人と同年代の方にも、ぜひご覧いただきたい公演です。
【新作落語、新作浪曲ができるまで】
落語家の三遊亭天どん、浪曲師の玉川太福は、古典にも新作にも定評があり、全国の寄席や演芸会で人気です。
新作は、とてもち密で繊細な作業によって生まれます。大切なのは、古典のしっかりとした骨格を修行で身に着けていること。そのうえで、日常生活では常にアンテナを張り台本のアイデアを集めています。台本にエッセンスを加えながらも無駄を省く作業を繰り返して、高座に掛けて育てていきます。また、その鋭い感性は、古典の芸にも彩りと奥行を持たせます。公演のタイトル通り、美味しい名前の二人の芸を「これは美味い!」と心から楽しんでください。
【初めての浪曲にもおすすめ】
浪曲は曲師(きょくし)の三味線と掛け合いながら「唸り(うなり)」ます。太福と曲師の玉川みね子は、息がぴったりで、言葉と音色の重なりや間(ま)も見どころ聴きどころです。今の感覚の言葉を節に乗せ、だんだんと高揚していく新作は、浪曲が初めての方、普段は演芸をご覧にならない方にもおすすめです。演芸に難しいイメージをお持ちの方ほど、とても分かりやすい芸に驚くことでしょう。
【出演者紹介】
■三遊亭天どん(さんゆうていてんどん)
1972年生まれ。一般社団法人落語協会所属 落語家 真打。
埼玉大学教育学部卒業後、三遊亭圓丈に入門。2013年秋に真打昇進。
第17回北とぴあ若手落語家競演会北とぴあ大賞、平成25年度国立演芸場花形演芸大賞銀賞受賞 ほか受賞。
独自の新作落語は150席以上あり、都内の寄席でトリを取る際は、毎日ネタを変えている。また、古典か新作かのリクエストをその場で募るなど、サービス精神に溢れる公演スタイルが好評を得ている。古典、新作とも季節のネタやハートウォーミングな噺も得意とし、全国の落語会に出演。また「あなたにも書ける!落語作家への道」(読売カルチャー自由が丘)では講師を務め、「落語ガイダンス 落語とその解説を聴いてみよう!」(新潮講座)でも活躍しており、活動の幅が広い落語家としても知られる。
三遊亭天どんホームページ https://3uttd.jimdofree.com/
三遊亭天どんTwitter https://twitter.com/3uttd
■玉川太福(たまがわだいふく)
撮影:御堂義乘
1979年生まれ。一般社団法人日本浪曲協会、公益社団法人落語芸術協会所属。浪曲師。
千葉大学法経学部卒業。コントユニットを経て2007年二代目玉川福太郎に入門。2013年10月名披露目。
2017年 第72回文化庁芸術祭・大衆芸能部門新人賞、2020年 第37回浅草芸能大賞 新人賞 他受賞。
年間50公演を超える独演会を開催し、浪曲定席木馬亭をはじめ、落語芸術協会の定席にも出演中。「天保水滸伝」など古典の名作を継承する一方、新作では、時事ネタから身辺雑記まで幅広く唸り、瀧川鯉八・春風亭昇々・立川吉笑との創作話芸ユニット”ソーゾーシー”でも活動。山田洋次監督、松竹株式会社の許諾を得て「男はつらいよ」シリーズの浪曲化にも挑戦している。FM(JFN系列・全国ネット)「ON THE PLANET」火曜日レギュラーパーソナリティを務めるほか、メディアへの出演も多数。にいがた観光特使
玉川太福ホームページ https://tamagawadaifuku.tokyo/profile/
玉川太福Twitter https://twitter.com/tamagawadaifuku
【公演情報】
■日時場所:
12/13 (月) 19:00 開演( 18:30 開場)
横浜にぎわい座 芸能ホール(横浜市中区野毛町3丁目110番1号)
■チケット:
発売中 全席指定 3,200 円
■出演:
三遊亭天どん(落語)、玉川太福(浪曲) 曲師 玉川みね子
■チケット・詳細
ご予約、お問合せは、横浜にぎわい座までお願いいたします。
チケットは、横浜にぎわい座のホームページからもご購入いただけます。
・ホームページ https://nigiwaiza.yafjp.org/
※ホームページからご購入の場合は会員登録必須(会費無料)
・チケット専用電話 045-231-2515(10:00-19:00/休館日11/17.11/18)
【感染症対策】
・横浜市の感染症対策ガイドラインに沿った収容人数でチケットを販売します。
・検温、手指消毒、マスク着用をお願いいたします。マスクを着用いただいていないお客様はご入場いただけません。
・以下の方のご入館はご遠慮ください。
・発熱(37.5℃を目安)又は風邪の症状がある方
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた方、および当該者との濃厚接触がある方
・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域へ渡航された方、
および当該在住者との濃厚接触がある方
・感染症対策のため、やむを得ず公演内容等を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
横浜にぎわい座 (公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
〒231-0064 横浜市中区野毛町3丁目110番1号
TEL: 045-231-2515 FAX: 045-231-4545