「台北木偶劇団」は昨年、日本・江戸糸あやつり人形「結城座」と共演した「布袋劇 劈山救母(ヘキサンンキュウボ)」でチケット完売御礼の大盛況ぶりを見せた。観客の熱望に応えるため、日本にて再演決定!
8月3日~6日に開催される人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ2023」は毎年夏に開催される日本最大の人形劇の祭典。今年は4年ぶりに通常開催を目指している。日本国内外からプロ・アマチュア・学生の劇団が参加し、海外人形劇公演(台湾など)、伝統人形劇から現代人形劇まで多彩な人形劇が飯田市内のあちこちで上演される。人形劇公演のほかにもワークショップなど楽しい企画が盛りだくさんです。
台湾の特色ある伝統人形劇「布袋戯」(ポテヒ)の「台北木偶劇団」が、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターとの協力で、来日公演が決定しました。「台北木偶劇団」が去年「座・高円寺」で日本・江戸糸あやつり人形「結城座」と共演した「布袋劇 劈山救母(ヘキサンンキュウボ)」では、チケットが完売するなど、大変な盛況ぶりを見せた。観客の熱望に応えるために、今年再び「いいだ人形劇フェスタ2023」で再演することを決定。
「布袋劇 劈山救母(ヘキサンンキュウボ)」は、江戸糸あやつり人形「結城座」による「八百屋お七」とつながる形で台北木偶劇団による布袋戯「劈山救母」が演じられ、布袋戯と江戸糸あやつり人形による台日「獅子舞」の共演も上演される予定。
「いいだ人形劇フェスタ2023」は29作品45公演(4月7日現在)の有料公演、海外人形劇公演、伝統人形芝居、地区公演などを予定し、飯田市全域及び下伊那郡内の約140会場で人形劇公演を行う。詳細上演日程とプログラムは後日「いいだ人形劇フェスタ2023」(https://www.iida-puppet.com/)で発表する予定。何卒お楽しみください。台湾の特色ある伝統人形劇「布袋戯」(ポテヒ)に興味がある方はぜひこの機会ご参加ください。
【台北木偶劇団】
台北木偶劇団は2010年に結成されました。団員は30代を中心として、平均稽古年数は15年以上です。伝統布袋戯の志を受け継ぎ、現在台湾代表の活力で若い木偶劇団の一つです。台北木偶劇団は伝統芸術を受け継ぎ、繊細な芸術を創る精神で、伝統を持続に遡って、伝統を探ります。今までのお稽古で、積み重ねてきた豊富な経験を発揮し、真面目で心を込めて制作する方針で、伝統人形劇の創作の形に拘らず、多種類及び多変の人形劇場芸術特色において、より細かく繊細な表現の仕方を創ります。より多くの観客を劇場までお越しいただき、今までまた一味違う布袋戯をお楽しみいただけます。
【「布袋劇 劈山救母(ヘキサンンキュウボ)」】
江戸糸あやつりの名手孫三郎は、将来を悲観していた。そこへ台湾「布袋戯」(ポテヒ)の若き人形遣いが現れ、「布袋劇 劈山救母(ヘキサンンキュウボ)」を披露。劇に引き込まれた孫三郎は自ら江戸糸あやつり人形を演じ始める。伝統の台湾布袋戯と江戸糸あやつりのがコラボした異色の作品。
【台北木偶劇団紹介動画】