金曜日, 11月 22, 2024
ホーム商品サービス【神保町シアター】昭和の大俳優・森繁久彌の生誕110年を祝う―その華麗なる芸歴をフィルモグラフィーで振り返る特集上映。5月13日(土)より。

【神保町シアター】昭和の大俳優・森繁久彌の生誕110年を祝う―その華麗なる芸歴をフィルモグラフィーで振り返る特集上映。5月13日(土)より。

【神保町シアター】昭和の大俳優・森繁久彌の生誕110年を祝う―その華麗なる芸歴をフィルモグラフィーで振り返る特集上映。5月13日(土)より。のサブ画像1

監督・出演者・テーマなど様々な角度から作品にスポットを当て、古き良き昭和の日本映画をフィルムで上映する、本の街の名画座・神保町シアター。

5月13日(土)からは、今年生誕110年を迎えた国民的名優・森繁久彌の特集上映です。

1913年、大阪に生まれた森繁久彌は、大学を中退後、俳優の道を志し、東京宝塚劇場(現・東宝)に入社します。古川ロッパ一座、NHKアナウンサー、ムーラン・ルージュ新宿座などを経て、30代後半に『腰抜け二刀流』で映画初主演。その後、高い演技力と、「社長シリーズ」に代表される親しみやすさが評価され、日本映画の黄金時代を支えるスター俳優になりました。

喜劇はもちろんのこと、シリアスな社会派ドラマもお涙頂戴の人情ものも見事に演じ分けた名優・森繁久彌。今回は、初主演作からはじまる“モリシゲ”の泣き・笑いにあふれた映画人生の足跡を存分に味わえる特集上映です。スクリーンで、是非ご確認ください。

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特集上映

生誕110年

森繁久彌

 ──国民的名優“モリシゲ”の泣き笑い人生譚

  

2023年5月13日(土) ~ 6月9日(金)

神保町シアター

(千代田区神田神保町1-23 TEL.03-5281-5132)

入場料金=一般1300円、シニア1100円、学生900円

5月16日(火)、5月23日(火)は、設備点検のため休館します

神保町シアター ホームページ

http://jinbocho-theater.jp/

『生誕110年 森繁久彌』特集上映ページはこちら

https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/morishige2.html

同、作品紹介詳細ページはこちら

https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/morishige2_list.html#movie01

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【上映作品】全16作

腰抜け二刀流

監督=並木鏡太郎/昭和25(1950)年

共演=轟夕起子、花菱アチャコ、香川京子

野良猫

監督=木村恵吾/昭和33(1958)年

共演=乙羽信子、田崎潤、山茶花究

如何なる星の下に

監督=豊田四郎/昭和37(1962)年

共演=山本富士子、池部良、加東大介

社長行状記

監督=松林宗恵/昭和41(1966)年

共演=司葉子、加東大介、フランキー堺

神阪四郎の犯罪

監督=久松静児/昭和31(1956)年

共演=新珠三千代、左幸子、轟夕起子

憂愁平野

監督=豊田四郎/昭和38(1963)年

共演=山本富士子、新珠三千代、仲代達矢

裸の重役

監督=千葉泰樹/昭和39(1964)年

共演=団令子、星由里子、草笛光子

天才詐欺師物語 狸の花道

監督=山本嘉次郎/昭和39(1964)年

共演=小林桂樹、三木のり平、司葉子

百万ドルの明星 陽気な天國

監督=古川緑波/昭和29(1954)年

共演=近江俊郎、三木のり平、古川緑波

渡り鳥いつ帰る

監督=久松静児/昭和30(1955)年

共演=田中絹代、高峰秀子、久慈あさみ

台所太平記

監督=豊田四郎/昭和38(1963)年

共演=淡島千景、団令子、淡路恵子

沙羅の門

監督=久松静児/昭和39(1964)年

共演=団令子、草笛光子、船戸順

珍品堂主人

監督=豊田四郎/昭和35(1960)年

共演=淡島千景、柳永二郞、乙羽信子

猫と鰹節

監督=堀川弘通/昭和36(1961)年

共演=三木のり平、伴淳三郎、団令子

新・夫婦善哉

監督=豊田四郎/昭和38(1963)年

共演=淡島千景、淡路恵子、浪花千栄子

夢一族 ザ・らいばる

監督=久世光彦/昭和54(1979)年

共演=郷ひろみ、岸本加世子、内田裕也

◎上映スケジュールは劇場ホームページでご確認ください。

また、昨今の事情により営業・上映の変更の可能性がございますので、その場合は劇場ホームページや劇場スタッフTwitter(https://twitter.com/jinbocho123)でお知らせいたします。

森繁久彌(もりしげ・ひさや)【略歴】

1913年大阪府生まれ。早稲田大学進学を機に演劇活動を開始。36年、大学を中退すると本格的に俳優の道を志し、東京宝塚劇場(現・東宝)に入社。古川ロッパ一座を経て、39年、NHKのアナウンサー試験に合格し満州に赴任。46年、苦労の末に帰国、小さな劇団を転々とし、ムーラン・ルージュ新宿座の舞台で注目されると、ラジオ・舞台・映画と活躍の場を広げていった。50年にラジオ番組「愉快な仲間」のレギュラーに大抜擢され、そのヒットが契機となり、同年の並木鏡太郎監督『腰抜け二刀流』で映画初主演を果たし、本格的に映画界へ進出。55年の『夫婦善哉』『警察日記』でブルーリボン賞主演男優賞を受賞し、映画俳優としての地位を確立。56年から始まる「社長シリーズ」など、日本映画黄金期の屋台骨としてヒット作に欠かせないスター俳優のひとりとなった。

生涯を芸能に捧げ、映画・演劇界のみならず、紫綬褒章や文化勲章など数多の受賞・受章歴がある。

2009年、老衰で死去。享年96歳。没後に国民栄誉賞が授与された。

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