「いろんな人の目に留まって、いろんな意見があるということをみんなわかって、“社会に参加している”という感覚になればいい」
文化放送の平日ワイド『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(平日午後1時00分~3時30分)は、本日5月9日(火)に小泉今日子が生出演し、昨今の社会問題への発言に関する話や、SNS上でのバッシングについての受け止め方や自身の想いを語りました。
小泉は昨今SNS上で歯に衣着せぬ発言で社会問題にも切り込み、その発言が話題になったことも記憶に新しいところ。
番組では、芸能人が社会問題に対して発言をするとあらぬバッシングも多いことや、故・坂本龍一氏が外苑開発問題について小池百合子東京都知事らに再開発の見直しを求める手紙を送っていた事についての話題に大竹が触れると、小泉は「私たち(芸能人)が発信した時に、日ごろからニュースに関心のない方にも届くことがあると感じていて、坂本さんがされていた事も実際そうだったと思っているし、音楽も含めて大変尊敬している」と述べた上で、「音楽を通じてだけでなく、神宮(外苑開発問題)の話を取っても、坂本さんが手紙を書かれた事を知って、関心を持った方も多かったのではないかなと思うので、何か私たちにできるところってそういうところなのかな、と少し思ってみています」と語りました。
またSNS上での自身に対するバッシングについて、小泉は「違う意見の方たち同士が、私の意見に対して明るいところ(タイムライン上で)で意見が交わされているような気もして、それもいいのでは」との考えを述べ、「いろんな意見が交わされているという事が、いろんな人の目に留まって、いろんな意見があるということをみんなわかって、“社会に参加している”という感覚になればいいのでは」と話しました。
これに対し大竹から、それでも出てくるあらぬ誹謗中傷について問われると、小泉は「こういう公に出る立場であれば社会問題についての発言でなくても(誹謗中傷は)ある」との覚悟を述べ、スタジオの大竹、番組パートナーの小島慶子も「強い!」と感服した様子を見せました。